こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
これまでヒビ機は、鹿やら猪やら雉やら青やら緑やらコオロギやら色々な変わり種ラーメンを食べてきましたが、今回ご紹介するのはそれらに匹敵、いや、それ以上かもしれない変わり種ラーメン。
タイトルの時点でお察しかと思いますが、カエルです。
閲覧注意でもあるのでご注意ください。
カエルラーメンを食べに錦糸町の『米とサーカス』へ
錦糸町駅から徒歩3分くらいのところにある『米とサーカス ダービー通り店』。
2017年12月オープン。
高田馬場にある獣肉酒家『米とサーカス』の二号店で、鹿や猪などのジビエ料理、昆虫食、カンガルーやウーパールーパーなどの珍獣(?)など、他では中々お目にかかれない料理が食べられるお店です。
今回のお目当てはこちら。
“カエル丸々一匹をトッピング”、“大量のカエルで出汁をとりました”など、人によっては背筋がゾワゾワする文言のオンパレードですが、ここまで来たらもう引けないので半ばヤケクソに注文しました。
『米とサーカス』は居酒屋なので、ワンドリンクはマスト。
お酒が飲めない体質なので「ウーロン茶」を注文しましたが、薬膳酒のインパクトがすごいですね……。
串焼きや揚物はこんな感じ。
一人じゃなかったら「カンガルー」と「大ヤモリの姿揚」は注文していたでしょう。
虫やラーメンはこんな感じ。
鹿のラーメンは他店で食べたことがあるので、きっとここも美味しいと思います。
虫が“すぐでます”なのは嬉しいですね。
そうこうしているうちに「ウーロン茶」(税抜300円)と「お通し」(税抜300円)が到着。
「お通し」はポテトサラダですね。普通に美味しかったです。
……さて、普通の料理はここまで。
もう一度警告しますが、ここから先は閲覧注意です。
セクシーなカエルが丸ごと乗った「カエルラーメン」が到着!
待つこと数分。「カエル飛び込む水の音ラーメン」(税抜1,800円)が到着。
汚い池みたいな色のスープも気になりますが……。
ん〜! カエルだぁ〜‼︎
なんと言いますか……こう……皮が剥かれてセクシーな姿です……。
お店のSNSで見た目は確認していたんですが、いざ目の前に来るとインパクトがすごいですね。
カエルは部位ごとに微妙に味が違うが、基本的には鶏と魚みたいな味。
まずはカエルから食べていきます。
写真は後ろ脚ですが、部位ごとに若干味が違ったのでまとめてみました。
後ろ脚:筋肉質な身で、鶏肉と川魚の中間みたいな味(やや鶏感が強い)。
前脚:後ろ脚よりプリッとしていて若干脂も乗っている。味は後ろ脚とほぼ同じ。
胴の横にある茶色い膜:モツみたいな食感で味はあまりしない。
胴体:ささみみたいな肉質で、淡白な川魚に少し鶏を混ぜたような味。
頬肉:前脚とほぼ同じ。魚と違って頬肉が一番美味いと言うことはない。
目玉:苦くてモサモサしてて不味い。食べるべきではない。
水かき:ブニブニで無味。食べるべきではない。
股間:味は後ろ脚とほぼ同じだが、割と柔らかいので一番美味しかった。
これからカエルを食べる方は是非参考にしてください。
カエル出汁のスープは鶏をさっぱりさせたようなあっさりテイスト!
カエル肉の次は大量のカエルと野菜で取られたスープを一口。
なるほど……こんな味になるのか……!
カエルの身から想像はしていましたが、鶏のスープから油を抜いたようなすごくさっぱりとした味わい。
やや酸味を感じるのはカエル由来でしょうか。正直わかりません。
パセリバターを入れると油分とコクが増して味に深みが出ました。
麺は全粒粉入りの中細ストレート。
茹で加減はやや緩めですが、小麦の香ばしさが感じられる美味しい麺でした。
カエルスープにも多分合っています。
まとめ
変わり種ではあるものの、ちゃんと美味しいカエルラーメンでした!
提供初日で一番最初に食べた(?)からか、お店の方に「美味しいですか?」と訊かれましたが、ちゃんと美味しいですよ。
ちなみに、「カエル飛び込む水の音ラーメン」の提供は2019年7月31日までとのこと。
勇気のある方は食べに行ってみてはいかがでしょうか。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
ちゃんと完食しました。
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:ワンドリンク制
店内温度:適温
混雑具合:平日18時で待ち時間なし
備品:おしぼり、つまようじ、荷物置き
卓上調味料:醤油、七味
タイプ:その他
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆2