こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、スープに“酒粕”を使っているという少し変わったラーメン。
そもそも酒粕とは、日本酒の元となる“もろみ”を圧搾した後の絞りかすのこと(豆乳でいうところのおからみたいなものでしょうか)。
美容や健康にいいと注目されている食材でもあるようですが、ラーメンに入るとどんな味になるのでしょうか。
最近思春期ニキビが気になり始めたヒビ機、さっそく食べに行ってきました。
“酒粕”を使ったラーメンを食べに『銀座 風見』へ
銀座駅から徒歩3分くらいのところにある『銀座 風見(ぎんざ かざみ)』。
2016年7月オープン。
冒頭でも言いましたが、スープに“酒粕”を使った少し変わったラーメンが人気のお店です。
余談ですが、土地柄もあってかお客さんは外国の方が多め(ヒビ機が行った日のオープン時は全員外国の方でした)。
なので並ぶ場合は普段より時間を少し多めに見積もった方が良さそうです。
メニューはこんな感じ。
基本は「酒粕濃厚そば」「酒粕つけそば」「塩そば」「醤油そば」の4本で、「酒粕かけそば」はトッピングがシンプルになるみたいです。
今回は、お目当てである「酒粕濃厚そば」をポチり。
酒粕の香りと共に「酒粕濃厚そば」が到着!
待つ事数分。酒粕の甘い香りと共に「酒粕濃厚そば」(1,100円)が到着。
匂いは酒粕、見た目は濃厚系の動物スープに中太麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、栃尾揚げ、味玉、小松菜、三つ葉、玉ねぎ、海苔などがトッピングされています。
スープは動物系の旨味に酒粕の香りが乗る独特な味わい。
まずはスープから一口。
鶏や豚がベースと思われるトロッとしたこってりさをベースに、酒粕の独特な甘み(日本酒っぽい香り)がぷわ〜っと抜けました。
どこか麹味噌にも似た甘い和の味わいといいましょうか。
個人的には少し難しい味ですが、ハマる人にはハマりそうな味です。
麺はぷっくりとした丸みを帯びた中太ストレート。
歯が沈むようなもちっとした食感が心地よく、スープとの絡みも良好です。
トッピングはどれも仕事が丁寧で美味い!
チャーシューは2種類で、こちらは低温調理のレアタイプ。
クチッと歯が入る柔らかい食感で、肉の甘みが強く感じられました。
こちらはバラタイプ。
レアと同じく肉の甘みが強いですが、同時に肉の旨味も感じられる逸品。
口に入れた瞬間にトロッととろけて無くなるのもポイントです。
「珍しいな〜」と思ったこちらは“栃尾揚げ”なるもの。
揚げがほんのり香ばしく、スープを吸ってジューシーにもなる面白いトッピングです。
味玉は黄身の中心がトロトロの半熟タイプ。
甘めのタレが中までしっかり染みた間違いない美味しさでした。
まとめ
酒粕の独特な甘みと香りを感じる和風な濃厚ラーメンでした!
和風でありながらも濃厚なラーメンは中々珍しいのではないでしょうか。
好みは分かれそうですが、気になる方はぜひ。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:暑い
混雑具合:平日11時半で待ち時間40分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、紙エプロン
卓上調味料:酢、一味、山椒、生姜、柚子胡椒、胡椒
タイプ:その他
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆6