こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、目黒に本店を構える濃厚な鶏白湯ラーメンが人気のお店。
一口に濃厚鶏白湯と言っても、モミジ(鶏の足)や手羽をメインにしたものだったり、丸鶏をふんだんに使ったものだったりと、様々な種類の“濃厚”さがありますが、今回のお店は丸鶏と牛骨をメインに使った濃厚鶏白湯とのこと。
鶏を凝縮させた鶏白湯は何度も食べてきましたが、そこに牛を掛け合わせた一杯は今回が初。
こってりな旨味が出る丸鶏と上品な旨味が出る牛骨を合わせた一杯はどんな濃厚さなのか気になったので、早速食べに行ってきました。
丸鶏と牛骨を合わせた濃厚鶏白湯を食べに『藤しろ』へ
目黒駅から徒歩1分くらいのところにある『麺屋 藤しろ』。
2012年7月オープン。
イタリアン・フレンチ・ラーメン店で修行した店主が営む、地鶏の丸鶏と牛骨・スジ肉をメインに据えた濃厚な鶏白湯ラーメンが人気のお店です。
ここ目黒の本店のほか、三軒茶屋や練馬にも店舗を構える人気店ですね。
メニューはこんな感じ。
メインは「鶏白湯ラーメン」と「鶏白湯つけ麺」の2本で、その他ごはんものやドリンクと言ったラインナップです。
今回は、看板メニューと思われる「鶏白湯味玉ラーメン」をポチり。
ぽてっとした鶏の香りと共に「鶏白湯味玉ラーメン」が到着!
待つこと数分。ぽってりとした甘い鶏の香りと共に「鶏白湯味玉ラーメン」(850円)が到着。
クリーミーで濃厚そうなスープの上には、チャーシュー、味玉、メンマ、海苔、なると、ねぎがトッピングされ、仕上げに焦がしニンニクオイルがかけられています。
スープは上品な牛の旨味と鶏の旨味を感じる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
おぉ! 香りは牛だけど味は鶏白湯だ!
スープを口に含んだ瞬間、牛骨らしい上品な甘味と焦がしオイルの香ばしい香りがふわっと広がりました。
香りの主体は牛の上品さなのにこってりクリーミーな旨味の主体は鶏という、二獣の厚みを感じる濃厚な味わいですね。
麺は菅野製麺製の中細ストレート。
プツンプツンと噛み切れるアルデンテな食感が心地よく、噛んだ時に広がる小麦の風味もしっかりしています。
低温調理のレアチャーシューや半熟味玉も美味い!
チャーシューは低温調理のレアタイプ。
ピンクみが強いですが、この手のチャーシューにありがちな嫌なレア味は皆無。
噛んだ瞬間肉の甘みがブワッと口いっぱいに広がる逸品です。
味玉は黄身の中心がねっとりとした半熟タイプ。
白身は醤油タレがしっかり染みていて、コクと甘みの強い黄身とのバランスも良好。
黄身は麺に絡めて食べても美味しいですね。
後半は“生姜レモン”を入れてさっぱりさせるのもオススメ!
半分くらい食べ進めた頃に卓上にある“生姜レモン”を入れるのもオススメ。
こってりとした甘みがレモンの酸味によってサッと引き、鶏や牛の旨味がグッと前に出た味わいに。
生姜の爽やかさもいいアクセントになっているので、さっぱり食べられますね。
まとめ
牛の甘みとクリーミーな鶏の旨味を感じる、濃厚で上品な鶏白湯ラーメンでした!
鶏白湯といえば鶏一本もしくは下支え的に魚介や野菜を使うのが正解だと思っていましたが、牛を合わせても喧嘩することなく成立していますね。
次はさらに濃度が上がると思われる「鶏白湯つけ麺」を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時過ぎで待ち時間5分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、荷物置き
卓上調味料:生姜レモン、ニンニク、一味、胡椒
タイプ:鶏白湯
エリア:目黒 / 白金 / 五反田
推し麺度:☆8