昔ながらの美味さ。創業1995年の“背脂チャッチャ系”ラーメン蔵前『元楽』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、1995年創業の“背脂チャッチャ系”の老舗。
もはや説明不要かと思いますが、“背脂チャッチャ系”とはラーメンの上からこれでもかと背脂をふりかけた体育会系なラーメンのジャンルです。

そんな“背脂チャッチャ系”で、しかも20年以上愛され続けるラーメンは一体どんな味なのか。
気になると同時に背脂不足に陥ったヒビ機、早速食べに行ってきました。

ヒビ機
背脂不足するとブログ書けなくなるもんな

背脂チャッチャなラーメンを食べに『元楽』へ

外観

蔵前駅から徒歩2分くらいのところにある『蔵前元楽総本店(くらまえげんらくそうほんてん)』。

創業1995年。
豚のゲンコツ、鶏や野菜を3日間煮込んで作る濃厚スープに背脂を振りかける“背脂チャッチャ系”のラーメンが人気のお店です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「特製元らーめん」「楽らーめん」「元らーめん」「温つけめん」の4本で、その他ご飯ものやドリンクと言ったラインナップです。

今回は、背脂チャッチャなラーメンとご飯ものがセットになった「特製元らーめん ぶためし」をポチり。

ギトギト背脂が食欲を刺激する「特製元らーめん」が到着!

特製元らーめん

待つこと数分。「特製元らーめん」(単品690円)が到着。

濃いめの醤油スープに中太麺が泳ぎ、その上には、チャーシュー、茹で卵、メンマ、ネギがトッピング。
そして仕上げに丼ぶりのフチにもかかるほど大量の背脂がチャッチャされています。

ヒビ機
豪快にかかっているのがいいね

スープは醤油と背脂の甘味が広がる昔っぽい味わい。

スープ

まずはスープから一口。

口に含んだ瞬間にまず感じたのは少しビターな醤油の塩味。
その塩味を背脂の甘味がコーティングするこってりテイストですね。

見た目こそ背脂まみれでギトギトっぽいですが、クドさは(見た目ほどは)ありません。

麺

麺は角のある中太ストレート。
ツルッとした麺肌で柔らかめに茹でられた、良い意味で昔っぽいチープな麺。スープを吸って茶色くなったビジュアルも味がありますね。

チャーシュー

チャーシューはタレがよく染みた肉質しっかりめな煮豚タイプ。
噛めば噛むほど肉の旨味とタレが滲み出てくる逸品です。

胡麻とチャーダレが香る「こぶためし」も必食の一杯だ!

こぶためし

こちらはセットの「こぶためし」。

美味しい食べ方

まずは食べ方に従ってごま油とタレをかけてよく混ぜます(ごま油は店奥の圧搾機横にあり、タレは卓上の小さい方の容器に入っています)。

こぶためし

よく混ざったところで一口食べると、チャーダレのあまじょっぱさとごま油の香りが口いっぱいに広がりました。
チャーシューの肉肉しさもあり、海苔の風味も良いアクセントになっていますね。

ヒビ機
これはセットにしないと損だな

まとめ

醤油の塩味を背脂の甘味が包み込む、昔懐かしい味の背脂チャッチャ系ラーメンでした!

素朴でありながらまた食べたくなるようなこってりな中毒性があると言いましょうか、20年以上愛される理由が分かったような気がします。
次は“すっきり塩味”という「楽らーめん」を食べてみようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:醤油、タレ、胡椒、ニンニク、豆板醤

タイプ:醤油
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆7

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