こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年8月に六本木に誕生した二郎系ラーメン店。
六本木に二郎系という時点で「ついに六本木にも……!」感がありますが、さらに深掘りすると、“この地で50年以上続く老舗料亭の系列店”とのこと。
どうですか、この“六本木に二郎系”ד老舗料亭の系列店”という異色の組み合わせ。
きっとジロリアンでなくても気になってしまうでしょう。もちろん、ヒビ機もその一人です。
ということで早速、そんな異色の組み合わせな二郎系を食べに行ってきました。
老舗料亭の系列となる二郎系を食べに『油は快楽』へ

六本木駅から徒歩2分くらいのところにある『油は快楽』。
2020年8月24日オープン。
1964年創業の老舗ふぐ料理店『大友』の系列となるラーメン店で、鶏が主役の二郎系ラーメンが人気です(正確には二郎系ではないかもしれませんが、ビジュアル的に似ているのでこの記事では分かりやすく二郎系と表記します)。
以前は同系列の天ぷら業態が入っていたみたいですね。

メニューはこんな感じ。
基本は「鶏あぶら麺」「激辛鶏あぶら麺」と限定20食の「鶏らーめん」の3本で、その他トッピングやごはんもの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、看板となる「鶏あぶら麺」と「〆の卵かけご飯」を注文。
麺の量は“小”で、無料トッピングは“ニンニク少なめ ヤサイ ショウガ アブラ”でお願いしました(どちらも注文時に確認されます)。

食べ方を読みながら到着を待ちます。
液体アブラと唐揚げが目を惹く「鶏あぶら麺」が到着!

待つこと数分。唐揚げのいい香りと共に「鶏あぶら麺」(850円)の“ニンニク少なめ ヤサイ ショウガ アブラ”が到着。
標高やや低めなヤサイの周りには、唐揚げ、固形アブラ、液体アブラ(?)、薬味がトッピングされています。

ムース状とも言えるこちらの液体アブラが気になりますね。
よく混ぜてから食べるとしましょう。
麺は超モッチリ。鶏骨的なタレをよく絡めて美味い!

よく混ざったところでズズッと一口。
めっちゃ鶏! でも知らない鶏感!
麺自体は丸みを帯びた太ちぢれで、歯が沈むようなモッチリとした食感。
そんな麺が絡めるタレは、甘めな醤油(ベースのタレ)に鶏油と骨粉を混ぜたような旨味と甘み(液体アブラ)が乗る、“ジャンキーだけど品もある”味わい。
他に例えられる味が見つからないので言葉にするのが非常に難しいですね。
外はサクッと中はジューシーな唐揚げも美味い!

唐揚げは、外はサクサクで中からは醤油ダレと肉汁がジュワッと溢れ出すという黄金方程式な逸品。
天ぷら業態としてのノウハウが生きているのか、揚げ物も専門店に引けを取らないクオリティですね。
最後は「〆の卵かけご飯」で一滴残さず楽しみ尽くすべし!

最後は「〆の卵かけご飯」(200円)で〆。
上にかかっているものは鶏むね肉の鰹節版とも言える鶏節で、おすすめに沿って残ったタレをかけていただきます。
味は基本的には卵かけご飯と聞いて想像できるものですが、そこに鶏の旨味が詰まった鶏節のアクセントやタレのクリーム感がプラスされた感じですね。
まとめ
唯一無二な鶏感のある、上品でジャンクな一杯でした!
“上品でジャンク”は矛盾している気もしないでもないですが、食べれば分かると思います。
不思議な中毒性があるので、きっとまた来ることでしょう。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:まぜそばの適温
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:やや暑い
混雑具合:平日11時半で待ち時間30分ほど
備品:ティッシュ
卓上調味料:レモン酢、胡椒、一味、たれ
タイプ:まぜそば / 油そば
エリア:六本木 / 麻布 / 広尾
推し麺度:☆8
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