こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、東京のワンタン麺を語る上では外せないとまで言われる名店『支那そば屋 こうや』。
……とは言え大半の方はどれくらいの名店なのか分からないと思うので簡単に説明すると、三軒茶屋『茂木』や飯田橋『高はし』など、“こうや系”と呼ばれるフォロワーを有するほどの名店。
ではそんな名店になぜヒビ機はまだ行けてないのか。
それは東京ラーメンタルを長く続ければ続けるほど名店に行くタイミングが掴め(長くなりすぎたのでカット)
そろそろ名店も押さえておこうと思ったのと、なんだか最近ワンタン麺に縁がある気がしたので、重い腰をあげて食べに行ってきました。
都内のワンタン麺を語る上で外せない名店『こうや』へ
四ツ谷駅から徒歩4分くらいのところにある『支那そば屋 こうや』。
1983年(昭和58年)オープン。
豚骨・鶏ガラベースのスープが特徴的な支那麺(しなそば)に餡がたっぷり詰まったワンタンが乗る「雲呑麺」が人気のお店です。
余談ですが、タモリさんも常連のひとりなんだとか。
メニューはこんな感じ。
昼は「支那麺」をはじめとする麺類やドリンクで、夜はさらに一品料理が頼めるような感じですね。
今回は、お目当ての「雲呑麺」を注文。
ボリューミーなワンタンが目を惹く「雲呑麺」が到着!
待つこと数分。鶏ガラや豚骨、醤油の良い香りと共に「雲呑麺」(1,100円)が到着。
白濁した動物系醤油スープに中細麺が泳ぎ、ワンタン、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギなどがトッピングされています。
さすがワンタン麺の名店なだけあって、ワンタンは餡がぎっしりでボリューミーですね。
スープは動物系のコクを感じるノスタルジックな味わい!
ワンタンが気になるところですが、まずはいつも通りスープから一口。
いいねぇ〜! ノスいねぇ〜!
スープを口に含むと、鶏ガラのあっさりとした旨味や豚骨のトロッとした甘み、それらを支える醤油の優しい塩味がじわ〜っと広がりました。
飲み口(?)としてはあっさりですが、コクはしっかりありますね。
“昔ながらの美味さ”が似合うノスタルジックな味わいです。
麺は「吉田食品」製の丸みのある中細ストレート。
ムニッとした柔らかめな茹で加減がこれまたノスタルジックで、スープとの相性は抜群。
柔らかめですが、小麦の甘みは結構強めです。
皮は超もっちり、餡は旨味ぎっしりなワンタンも美味い!
いよいよお待ちかねのワンタン。
皮は麺と同じ「吉田食品」製で、餡の真ん中が凹んでいるのはぎっしり詰まった餡に火が通りやすいようにとのこと。
餡は鶏ひき肉、豚ひき肉、ネギ、椎茸、白菜、オイスターソース、醤油あたりでしょうか。
噛んだ瞬間に肉汁が溢れるというよりは噛むごとに旨味が溢れる感じ、ワンタンというよりはパワー系の餃子のような感じですね。
そして、そんな餡を包む皮も存在感抜群。
一般的な皮より厚いのか、もっちりを通り越したムォッチリ! なコシがあり、小麦の風味も強烈です。
チャーシューはバラ巻きタイプですかね。
よく染みた醤油ダレが優しい味わいのスープに対してシャープなアクセントに。
(厚さは)薄めですが、噛むごとに肉の旨味が増していく逸品です。
まとめ
コク深いスープとボリューミーなワンタンがマッチした、ノスタルジックな一杯でした!
上品でトロける餡をちゅるんと喉越しのいい皮で包むモダンな(?)ワンタンもいいですが、こういう食べ応えのあるワンタンもいいですね。
定期的に食べたくなる系の一杯なので、また食べに来ることでしょう。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ
卓上調味料:ラー油、醤油、酢、胡椒
タイプ:醤油
エリア:四ッ谷 / 市ヶ谷 / 飯田橋
推し麺度:☆8
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