こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2022年1月に祐天寺に誕生したラーメン店『Ramen Break Beats』。
少々音楽を齧っていた身としては“Break Beats”と聞くと「hip-hop系の何かかな?」と考えたくなりますが、なんと本当にDJの肩書きを持つ方が店主とのこと。
さらに店主を深掘りすると、ラーメンに関してはほぼ独学とのこと。
そんな異色の肩書きを持つ店主が作るラーメンならば食べに行かないわけにはいかないと言うことで、すでに話題になっている一杯を食べに行ってきました。
DJが作る一杯を食べに『Ramen Break Beats』へ
祐天寺駅から徒歩約13分、目黒駅から徒歩約20分の『Ramen Break Beats (ラーメン ブレイク ビーツ)』。
2022年1月8日オープン。
カナダの日本食レストランや日本のイタリアンなどで腕を磨き、DJとしても活躍する柳瀬拓郎(DJ YANASE)さんが営む、地鶏を使ったラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「地鶏 醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」と限定の3本で、その他トッピング違いやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は「ワンタン 醤油らぁ麺」をポチり。
鶏と醤油の香りと共に「ワンタン醤油らぁ麺」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油の良い香りと共に「ワンタン醤油らぁ麺」(1,350円)が到着。
深い琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、2種類のチャーシュー、ワンタン、メンマ、ネギがトッピングされています。
ちなみに店主は『鶏喰』『八雲』『ルデッサン』『燃えよ麺助』あたりが好きとのことですが、その情報を踏まえるとマッシュアップにも見えて来ますね。
スープは鶏の旨味と醤油が押し寄せるキレッキレな味わい!
まずはスープから一口。
うおっ! キレッキレ!
スープを口に含んだ瞬間、まずは鶏油のポテッとした品のある甘みと醤油のフレッシュな香りが広がりました。
そしてふくよかな鶏の旨味と醤油の塩味が続き、最後の余韻として醤油と共に昆布などの乾物系が。
いわゆる“鶏と水系”な印象ですが、醤油のキレは70年代のファンク並ですね。
麺は「三河屋製麺」製の角あり細ストレート。
ポツポツとしたほのかなコシと強い小麦の風味が特徴的な、「このスープにはこの麺だよな」な鉄板の組み合わせです。
素材の味を引き出したチャーシューやワンタンも美味い!
チャーシューは豚と鶏の2種類。
どちらも素材の旨味や甘みを最大限に引き出した逸品です。
ワンタンは餡と皮の境目(?)に柚子皮が仕込まれているため、噛んだ時に広がる柑橘系の爽やかな香りと酸味が良いアクセントに。
まとめ
ふくよかな鶏の旨味とフレッシュな醤油が押し寄せる、キレッキレな一杯でした!
リズム(素材)をザクザク切って構築するのが音楽の“Break Beats”ですが、この“Break Beats”は食材を構築してキレッキレな一杯にしていましたね。
塩や限定も気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:13分(遅め)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時(オープン時)で待ち3名ほど
備品:紙ナプキン、紙エプロン、ヘアゴム、アルコール消毒液
卓上調味料:一味
タイプ:醤油
エリア:東急沿線(中目黒 / 祐天寺 / 自由が丘)
推し麺度:☆8