こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2023年5月に神保町に誕生したラーメン店『中華蕎麦 仁香』。
こちらは某有名店の系列とウワサのお店で、信玄鶏や岩中豚など厳選した食材を使ったラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、ラーメン好きの間で早くも話題になっている一杯を食べに行ってきました。
ウワサの一杯を食べに『仁香』へ
神保町駅から徒歩約2分の『中華蕎麦 仁香(にか)』。
2023年5月15日オープン。
某有名店の系列と見られている、信玄鶏や岩中豚など厳選した食材を使ったラーメンが人気のお店です。
ちなみに、場所は4月に惜しまれつつ閉店した名店『神保町 黒須』の跡地。
お店の前には「中華蕎麦仁香は個人店ではありません。」から始まる張り紙が。
一瞬ハッとする書き出しですが、「会社運営のお店(資本系のお店)ですよ」という意味ではなく、「グループ全体で作っていますよ(個人プレーではないですよ)」という意味ですかね。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油蕎麦」と「塩蕎麦」の2本で、その他トッピング違いやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は、「味玉塩蕎麦」をポチり。
鶏の良い香りと共に「味玉塩蕎麦」が到着!
待つこと数分。鶏の良い香りと共に「味玉塩蕎麦」(1,150円)が到着。
ほんのり濁りのある黄金色のスープに中太麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギ、三つ葉などがトッピングされています。
スープは鶏の旨味と甘みが押し寄せる分厚い味わい!
まずはスープから一口。
おぉ、すっげぇ…!
スープを口に含んだ瞬間、鶏油の芳醇な甘みと鶏豚のふくよかな旨味が押し寄せてきました。
それらを支える塩ダレはミネラルを感じるまろやかな塩味で、海産物の旨味が入ることで味に厚みも持たせていますね。
さらに、食べ進めてスープの温度が下がる(かつ表面の油が減る)と、今度はシジミの旨味が前面に。
時間経過で味の印象が変わるスープはそこまで珍しいものではありませんが、このスープは結構驚くほど変わります。
麺は自家製の角あり中太ストレート。
しなやかながらプルンとしたコシがあり、噛んだ時に感じる小麦の風味も柔らか。
麺同士の絡みもなく長さも十分にあるので、啜り心地も良いですね。
チャーシューや味玉などのトッピングも美味い!
チャーシューは“煮豚をイメージした中温調理の岩中豚”と“信玄鶏モモ肉の吊るし焼き”の2種類。
豚は最初に感じるのは肉の旨味ですが、徐々に奥から醤油ダレが滲み出してくる逸品。
醤油味のトッピングですが、噛まないと醤油が出てこないので、塩スープの邪魔はしていません。
鶏はプリッと弾力のある肉質で、口に入れた瞬間にスモーキーな香りが広がる逸品。
こちらは豚とは違い、食べずに沈めておくとスープに変化(薫香)をつけるタイプですね。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
冷たいのが少し惜しいですが、黄身のコクと甘じょっぱいタレを感じられる、間違いない美味しさです。
まとめ
ふくよかな鶏豚の旨味とシジミの滋味が押し寄せる、分厚い味わいの一杯でした!
張り紙の“代表 T”や使っている食材の一致から色々推測出来ますが、そんなことはどうでもいいと思えるほどの美味しさでしたね。
「醤油蕎麦」も気になるので、また近いうちに食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間10分ほど
備品:ティッシュ、紙ナプキン、つまようじ、荷物入れ
卓上調味料:胡椒
タイプ:塩
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8.5