こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2023年8月に神保町に誕生したラーメン店『拉麺・餃子 花秀』。
こちらはミシュランにも並ぶ影響力を持つフランスのレストランガイド「Gault et Millau (ゴ・エ・ミヨ)」に掲載された青森の名店『花秀』の花田 秀樹さんが監修するお店で、青森の食材とフレンチの技法を取り入れたラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、青森にこだわった一杯を食べに行ってきました。
青森にこだわる一杯を食べに『花秀』へ
神保町駅・御茶ノ水駅から徒歩約5分の『拉麺・餃子 花秀(かしゅう)』。
2023年8月21日オープン(グランドオープンは9月1日)。
青森・青森市の名店『花秀』のオーナーシェフ 花田 秀樹さんが監修する、青森の食材とフレンチの技法を取り入れたラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「青森拉麺 白」「青森拉麺 黒」の2本で、その他トッピングやご飯もの、一品料理やドリンクといったラインナップです。
今回は、スタンダードな「青森拉麺 黒」をポチり。
全粒粉入りの“細”、揉みの入った“中太”から選べる麺は、注文時おすすめと言われた“中太”でお願いしました。
鶏と醤油香る「青森拉麺 黒」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「青森拉麺 黒」(1,000円)が到着。
深い琥珀色をしたスープに中太麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、南部せんべい、紫玉ねぎ、芽ネギがトッピングされています。
スープは鶏の甘みと醤油のコクを感じる綺麗な味わい。
まずはスープから一口。
おぉ〜…すげぇ香り…!
スープを口に含んだ瞬間、まずはふくよかな鶏油の甘みがブワッと広がりました。
その甘みと香りが抜けると、今度は重心低めでコク(ほろ苦さ)のある醤油の旨味が。
ただ、スープ単体としては美味しいですが、ラーメンのスープとしてみると少し綺麗すぎる気も。
麺は「三河屋製麺」製の平打ちちょい縮れ。
“芯が残っている”とは違うモチモチ手前の強い食感で、噛んだ時に広がる小麦の風味も豊か。
これはこれで美味しいですが、麺肌がツルツルでスープ(油)を弾きやすいので細麺の方がいいかもしれませんね。
南部せんべいは香ばしくて不思議な食感で面白い!
チャーシューにも見えるこちらは、この一杯で一番青森しているとも言える“南部せんべい”。
特別厚みがあるわけではありませんが、頑張らないと噛み切れないほど強烈にモッチモチで、噛むほどに焼いた小麦粉の香ばしさが。
あらかじめスープで炊かれているのか、スープとの馴染みもいいですね。
チャーシューは低温調理の豚と鶏の2種類。
どちらもしっとりとした肉質で、特に豚は肉の甘みが濃い逸品です。
まとめ
鶏油の甘みと醤油のコクを感じる、綺麗な味わいの一杯でした!
まだプレオープン期間なのでブラッシュアップの途中だと思いますが、完成したらものすごいクオリティになりそうですね。
塩味の白も気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、紙エプロン、ヘアゴム、ハンガー、荷物入れ、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、酢
タイプ:醤油
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆7
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