こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2025年7月に新宿三丁目に誕生したラーメン店『御山拉麺』。
こちらはミシュラン一つ星を獲得した創作フレンチ『Nishimura Takahito La cuisine creativite』のシェフ西村 貴仁さんが監修するお店で、“言葉はありません。味で語ります。”を謳う材料非公開のラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店ができたとなったら行かないわけにはいかないということで、食べに行ってきました。
一つ星シェフ監修の一杯を食べに『御山拉麺』へ

新宿三丁目駅から徒歩約1分の『御山拉麺(みやまらーめん)』。
2025年7月2日オープン(グランドオープンは7月31日)。
ミシュラン一つ星を獲得した創作フレンチ『Nishimura Takahito La cuisine creativite』のシェフ西村 貴仁さんが監修する、“言葉はありません。味で語ります。”を謳う材料非公開のラーメンが人気のお店です。

メニューはこんな感じ。
味の基本は「御山ラーメン」の1本で、その他トッピングやご飯ものといったラインナップです。

伝票に記入するスタイルなので、スタンダードな「御山ラーメン」にチェックを入れて店員さんに渡しました。
牛骨醤油的な香りの『御山ラーメン』が到着!

待つこと数分。牛骨醤油を彷彿とさせる甘い香りと共に「御山ラーメン」(1,200円)が到着。
少し濁りのある琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、チャーシュー、辛子高菜、ネギ、海苔などがトッピングされています。
スープは牛と鶏の土台に野菜や乾物系を感じる綺麗な味わい。

まずはスープから一口。
おっ、結構甘めなのね。
スープを口に含むと、まずは牛骨と思われる甘い香りが広がりました。
味の核となるのはおそらく牛骨の甘みと鶏のふくよかな旨味で、補助として効いているのは椎茸をはじめとする乾物系の旨味と野菜の甘み。さらに補助としてうっすらと魚介系も効いている気がしますが、これは気のせいかも。
カエシもやや甘めな醤油ですが、こちらは塩味を整える程度のバランスです。

こちらは「溶かしながら食べてください」と案内された辛子高菜。
溶かして味に加わるとより複雑になりますが、牛+辛いで少し韓国の風が吹いてきますね。

麺は福岡「製麺屋 慶史」製の角あり細ストレート。粒が見えるので全粒粉入りでしょうか。
きちんと茹で切ったしなやかな食感で、噛んだ時に広がる小麦の風味は柔らか。
小麦感が強すぎないのが、このスープには合っています。

チャーシューは焼豚のスライス。
下に海苔が仕込んであるので箸で持ち上げられますが、ないと持ち上げられないほど繊細な肉質。
その関係で海苔と一緒に食べることになりますが、肉は旨味が上品、海苔は香りが豊かと、食べ応えのあるトッピングになっています。
まとめ
牛骨の甘みと乾物系の旨味が広がる、味わい綺麗な一杯でした!
実はプレオープン期間中は材料公開されていたようですが、今回のレポは、事前情報は“ミシュラン一つ星シェフ監修の新店”ということのみ、味は自分の舌で感じたことのみで書いたので許してください(?)(プレ期間中に材料公開されていたことは執筆時の情報収集で知りました)。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、荷物置き
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆8
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