こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年6月に虎ノ門ヒルズ内にオープンした、“担々麺らしくないビジュアルの坦々麺”が人気のお店。
しかもそのお店を仕掛けるのは、オープン一年足らずでミシュランのビブグルマン(星はつかないもののコスパと味のいい店)を獲得した『銀座 八五』を手がける【勝本】グループの新店とのこと。
そうとなったら行かないわけにはいかないのがヒビ機。
ということで早速、【勝本】グループの新たな一杯を食べに行ってきました。
勝本の“らしくない”坦々麺を食べに『てんせんめん』へ
虎ノ門ヒルズ駅直結、虎ノ門ヒルズビジネスタワー内にある『てんせんめん』。
2020年6月11日オープン。
フレンチの世界で40年にわたって腕をふるってきた松村靖氏が手がける【勝本】グループの新店となる、“坦々麺らしくないビジュアルの坦々麺”が人気のお店です。
「日常に芸術を」がコンセプトなだけあって、店内にはアーティストのColliu氏が手がける“点・線・面”をモチーフとした壁面アートが。
メニューはこんな感じ。
本来は「味噌担々麺(清湯)」と「味噌担々麺(濃厚)」の2本ですが、濃厚はまだ準備中とのこと(記事公開時も準備中でした)。
ということで今回は「味噌担々麺(清湯)」を注文。
パクチー有無の確認もあったので、ありでお願いしました。
見た目は醤油?な「味噌担々麺(清湯)」が到着!
待つこと数分。コンソメ的な洋の香りと共に「味噌担々麺(清湯)」(1,000円)が到着。
とても坦々麺には見えない澄んだ琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、この一杯のキーとなる肉味噌、ネギ、パクチーがトッピングされています。
凛と整ったビジュアルはさすが勝本グループと言ったところでしょうか。
そのままのスープは動物性の旨味がグワッとくる洋な味わい。
まずは肉味噌を溶かさない状態のスープを一口。
うお……! すごい旨味だ……!
スープを口に含んだ瞬間、動物系の強くてコクのある旨味、そして香味野菜でしょうか、ふんわりとした甘みがグワッと押し寄せてきました。
到着時の香りと同じく、やはりどこか『銀座八五』に似たコンソメ的な洋の風を感じますね。
麺は中細ストレート。
しなやかながらコシのある食感が特徴的で、噛んだ時の風味はやわらかめ。
現段階ではスープが上品なのでよく合っています。
少し食べたところで肉味噌を溶かすと……?
坦々麺であることをすっかり忘れてしまいそうな美味しさですが、これはあくまでも坦々麺。
キーとなる肉味噌を溶かすとしましょう。
溶かしたところで一口。
うわ……坦々麺だ……!!
肉味噌をスープに溶かした途端、さっきまでの洋テイストが奥に引き、豚と味噌の旨味が前面に出る坦々麺な味にガラリと変化しました。
とは言えさっきまでの上品さや繊細さは健在。
坦々麺ではあるけどサラッとしているというか……でもコク深くて厚みはあるというか……坦々麺の後には洋がチラ見えするというか……すごく複雑な味わいです。
まとめ
肉味噌をきっかけに洋から中華にガラリと変わる、複雑極める坦々麺でした!
抽象的な表現ばかりで味の想像がしにくいかもしれませんが、これは「食べてみてください」としか言えないですね……!(ブロガー失格ですね)
濃厚の味も気になるので、メニューに加わったらまた食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、紙エプロン
卓上調味料:なし
タイプ:担々麺 / 汁なし担々麺
エリア:赤坂 / 永田町 / 溜池
推し麺度:☆8