「なんかここら辺に美味しそうなラーメン屋無いかな~」
と、普段全くしないアドリブ入店をしてみようと思って西新宿をブラブラしていたらこんな光景が。
「ほうほう、こんなところに鶏白湯ラーメン屋があるのか」
なんて思って路地に入ると……
鶏白湯ラーメンを提供するアジア食堂『PakuPaku』
西新宿五丁目駅から徒歩3分くらいのところにある『PakuPaku(パクパク)』。
アジアの様々なソウルフードを東京風にアレンジした料理が楽しめるお店のようです。
食べログの紹介を見たら「★新メニューとして鶏白湯スープラーメンがデビュー!地域一番の濃縮スープデス★」と書いてあったので、ラーメンの提供はわりと最近始まったんですかね?
店内は一階席と二階席にテーブル席があり、カフェのような……というかカフェです。
アジアンな感じかどうかは分かりませんが、ヴァンヘイレンのギターみたいな模様のテーブルですよね。
お冷のサーバーが熱湯・常温・冷水から選べるっていう意識の高さも感じました。
おしぼり、つまようじ、紙ナプキン完備です。
魚醤がアジアの風を吹かせる鶏白湯ラーメン「デラックスチキン」
今回いただいたのは「デラックスチキン KATSUO SOY TASTE(魚醤)」(990円)
スープは塩・赤・魚醤から選ぶことができ、どれが人気か訊いたら塩か赤が人気らしいです。
それを訊いた上で魚醤を選んだら「一番人気ないんですけど、いいですか?笑」って言われたので、そういう事だと察しましょう。
サラッとした鶏白湯に魚醤がほんのり香るスープ
スープのベースは臭みのないサラッとした、いわゆるオーソドックスな鶏白湯。
ですが、ほぼ醤油の風味のカエシの中に一瞬だけナンプラー(魚醤)のあのアジアンな魚の香りがあって面白いし、鶏白湯スープともマッチしています。
アジア食堂のサブメニューじゃないことが分かる本気麺
麺はストレート中細麺。
ポキポキ食感ながら表面はモチっとしている、「アジア食堂がサブメニューとして作ったラーメンではないな」というような本気の麺です。
ジューシーでボリューミーな鶏モモ肉
チャーシュー代わりに乗っているのは鶏モモ肉。
爽やかな柑橘系?の香りがほんのりする、ボリューミーでジューシーなお肉です。
退店して看板を見て気づきましたが、アジアの方のメニュー「シンガポールチキンライス」のチキンと恐らく同じものだと思います。
味チェン要員もアジアンテイスト
鶏白湯と言えばレモンによる味チェンが一般的ですが、ここはライム。
レモンと違って刺すような酸味ではないため、味がガラリと変わるというよりは柑橘系の爽やかさが上に乗るような感じがしてナイス。
卓上は左からラー油・ガラムマサラ(多分)・からし高菜(自信なし)。
どれもアクセントとして面白いですが、ガラムマサラ(多分)は一瞬でカレー味になります。
後ろにあるのがひょっとしたら魚醤かと期待しましたが、普通に醤油でした。残念。
まとめ
随所にアジアの風味を感じる鶏白湯ラーメンでした!
まさかラーメン屋じゃないお店で面白いラーメンを食べられるとは……。ちょっと今後こういうタイプのラーメンも攻めてみたいですね。
というか、一番人気ないらしい魚醤、オススメです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早い)
お冷:お湯・常温・冷水が選べるサーバー
店内温度:適温
混雑具合:平日13時前で店内2割ほど
タイプ:鶏白湯
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆8
関連ランキング:アジア・エスニック(その他) | 西新宿五丁目駅、都庁前駅、初台駅