今更ですが、浜田山『支那そば たんたん亭』の“ワンタンメン”の美味さをレポします。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、浜田山エリアの名店『支那そば たんたん亭』。
こちらは1977年に石原 敏さんが創業したお店で、鶏ガラや魚介節からとった和ダシなスープのワンタン麺が人気。

目黒『かづ屋』や池尻大橋『八雲』などを輩出した名店中の名店ですが、恥ずかしながら未訪だったので、食べに行ってきました。

ヒビ機
「東京のワンタン麺といえば」で一番最初に名前が挙がるくらいの名店だな

ワンタン麺を食べに『たんたん亭』へ

外観

浜田山駅から徒歩約1分の『支那そば たんたん亭』。

1977年オープン。
鶏ガラや魚介節からとった和ダシなスープのワンタン麺が人気のお店です。

余談ですが、創業者の石原 敏さんは元舞台俳優だとか。

メニュー

メニューはこんな感じ。
味の基本は「支那そば」の1本で、その他トッピングや「餃子」、ドリンクといったラインナップです。

今回は、看板と思われる「ミックスワンタンメン」をお願いしました。

魚介醤油香る「ミックスワンタンメン」が到着!

ミックスワンタンメン

待つこと数分。魚介醤油のいい香りと共に「ミックスワンタンメン」(1,400円)が到着。

ほんのり濁りのある琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、2種類のワンタン、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔がトッピングされています。

スープは魚介乾物な滋味が沁みる和ベースな味わい!

スープ

まずはスープから一口。

沁みるぅ…!

スープを口に含むと、まずは魚介節や乾物系の滋味がじんわりじんわりと広がりました。
土台には鶏ガラなどの動物系の旨味もあり、塩味を整える醤油は「うすい」一歩手前な控えめな効き具合。

創業こそ昭和ですが、食材や仕込みのアップデートが日々あるからか、昭和〜平成的な懐かしさがありつつも令和でも第一線で戦える、確立された旨味(貫禄)がありますね。

麺

麺は角のある細ストレート。

つるつるとした啜り心地とプツンと切れるコシが特徴的で、噛んだ時に広がる小麦の輪郭もはっきりとしています。

中華を感じる肉ワンタンやプリプリな海老ワンタンも美味い!

ワンタン

ワンタンは手前が海老ワンタンで、奥が肉ワンタン。

海老ワンタンは“餡がほぼ海老”なほど海老たっぷりで、プリプリとした食感と濃い旨味が感じられる逸品。
肉ワンタンは豚肉ベースにオイスターソース系?な中華な味付けがされた餡で、“歯で噛み切る”なミチッとした歯応えが楽しい逸品です。

ヒビ機
皮は共通してやや厚めだから、麺の延長みたいなしっかりとした小麦感を感じたな
チャーシュー

チャーシューはフチがピンクな焼豚タイプ。
決してパサパサではありませんが、焼きによって適度に水分が飛び、肉の旨味がギュッと凝縮された逸品です。

ヒビ機
こういうタイプのチャーシュー久しぶりだから「おっ」てなったな

まとめ

魚介醤油の滋味と食べ応えのあるワンタンに唸る、貫禄ある一杯でした!

数々の名店を輩出した祖はさすがの美味しさでしたね。
個人的には地味にチャーシューが気に入ったので、次は「チャーシューメン」系を食べようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間10分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、醤油、ラー油、酢

タイプ:醤油
エリア:京王沿線(下北沢 / 明大前 / 永福町)
推し麺度:☆8

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