こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのはニボラー(濃厚煮干し系ラーメンをこよなく愛する、できれば関わりたくない人たち)の聖地とも呼ばれるラーメン店。
ヒビ機も一人のニボラー。
聖地巡礼しなくてはニボラーの名が廃ると思い、さっそく食べに行ってきました。
長蛇の列ができるニボラーの聖地『中華ソバ 伊吹』へ
志村坂上駅から徒歩6分くらいのところにある『中華ソバ 伊吹』。
2011年8月オープン。
ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」の名店にぼし部門では、開設された2017年度から2年連続で入賞。また、「食べログ百名店」の2017、2018、「The Tabelog Award 2017 Bronze」にも選ばれている実力店で、濃厚な煮干しラーメンが人気です。
メニューはこんな感じ。
昼は「中華ソバ」と限定、夜は「淡麗」と「濃厚」から好みの濃度を選べます。
また、昼の濃度や限定は公式ツイッターで当日発表され、この日の濃度は“ノーマルよりちょい上”でした。
一杯に煮干し130g以上が凝縮された「中華ソバ」が到着!
待つこと数分。猫かニボラーしか喜ばない強烈な煮干しの香りと共に「中華ソバ」(800円)が到着。
「これぞ濃厚煮干し!」な緑がかったグレーのスープに細麺が綺麗に折りたたまれ、角煮チャーシュー、玉ねぎ、のりがトッピングされています。
スープは塩気を抑えつつ旨味と苦味を立たせた深みのある味わい!
まずはスープから一口。
おぉ……ビターで深い……!
この手の濃厚スープは一口目で煮干しの旨味と共に塩味もガツンと来ることが多いですが、このスープは塩味を抑えつつ旨味と苦味が引き出されていると感じました。
一杯につき煮干しは130g以上使われているそうですが、良い意味でそれを感じさせないまとめ方というか、これだけ使っているのに変態的な濃度じゃないところが逆に変態です(褒め言葉)。
麺はニボニボ系の王道の細ストレート。
かなりの固茹ででボキボキとした食感なのが特徴。麺は完全に変態仕様(褒め言葉)です。
チャーシューは角煮タイプ。
歯ごたえのある肉肉しい食感で、噛むと甘めのタレと肉汁がジュワッと溢れてくるジューシーな美味しさ。
昨今ニボニボ系のラーメンはレアチャーシューの肉の甘みで煮干しの苦味とのコントラストを表現しているお店が多いですが、タレの甘みでそれを演出しているお店は珍しいですね。
〆はこっさりテイストの「和え玉」で。
麺を食べ終えるタイミングで「和え玉」(200円)を注文。
香味油は煮干油ですかね。
オイル感はあるものの、動物系っぽいべとつきのないこっさりテイストの和え玉です。
ツナのような食感の端肉(?)と玉ねぎのシャキシャキ感がいいアクセントになっていて、そのままでもつけても美味しく食べられました。
まとめ
聖地と呼ぶに相応しい苦美味い濃厚煮干しラーメンでした!
相当な並びを覚悟しないと辿り着けない一杯ではあるものの、並ぶ価値は大いにあると思います。
今度来るときは濃度“ハードコア”を狙ってみたいです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:祝日オープン15分前から並んで待ち時間70分
備品:つまようじ、ティッシュ
卓上調味料:一味、白しょうゆ、イカ酢
タイプ:ニボニボ系
エリア:板橋 / 東武沿線
推し麺度:☆8
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