こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前にも一度行ったことのある濃厚煮干しラーメン(通称:ニボニボ系)のお店。
(多分)一通り都内の濃厚煮干しは押さえたと思うので2周目突入という感じですかね。
もうすっかり煮干し中毒になってしまったヒビ機、およそ一年半ぶりに亀戸の濃厚煮干しを食べに行ってきました。
濃厚煮干しラーメンを食べに『つきひ』へ
亀戸駅から徒歩3分くらい、『亀戸横丁』内にある『亀戸煮干中華蕎麦 つきひ』。
2018年1月オープン。
店名からも分かる通り煮干しを使ったラーメンが人気で、ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」では新人賞にぼし部門2位に選出された実力のあるお店です。
前回来た時は「噂の新店」という印象でしたが、今や「都内を代表する濃厚煮干しラーメンのひとつ」になりましたね。
メニューはこんな感じ。
あっさり系の「中華蕎麦」、濃厚系の「濃厚蕎麦」、そして「油そば」というのが基本メニューですね。
今回は、前回との比較も兼ねて「濃厚蕎麦」と「和え玉」をポチり。
セメントから黒茶に進化した「濃厚蕎麦」が到着!
待つ事数分。相変わらず強烈な煮干し臭を放つ「濃厚蕎麦」(880円)が到着。
前回来た時は緑がかったセメント色のスープでしたが、しばらく来なかった間に黒茶色へと進化(?)しています。
そんな恐ろしいスープには細麺が沈められ、2種類のチャーシュー、玉ねぎ、ネギ、海苔がトッピングされています。
スープはもはや“飲む煮干し”! なめてかかると飲まれるぞ!
まずはスープから一口。
にぼしょっぱ!
スープが舌に触れた瞬間、煮干しの旨味、塩味、苦味が容赦なく襲いかかってきました。
ねっとりと舌にまとわりつくような鶏白湯の粘度とも相まって相当凶暴な味です。
前に来た時は「濃厚だけど塩分のバランスが絶妙」みたいに思いましたが、しばらく来ない間に個人的に都内最凶だと思う『いづる』と同じく“飲む煮干し”的な濃度になっています。
麺は芯を多めに残したボキボキ食感。変態仕様だ。
麺は角のある中細よりの細ストレート。
ボキボキとした変態的な硬さが心地よく、スープも遠慮なく絡みついてきます。
スープが強すぎる分、これくらい芯を残さないと小麦が負けるんでしょうね。
個人的には好きです。変態なので。
2種類のチャーシューはどちらも濃厚煮干しでは定番の低温調理タイプ。
どちらもしっとりジューシーに仕上がっていて、肉の甘みが強く感じられました。
〆は甘めの「和え玉」で舌を癒そう。
麺を食べ終えるタイミングで「和え玉」(200円)を注文。
券売機に“鶏油に変更可”と書いてあったので鶏油バージョンにしてみました。
こちらは煮干しとは打って変わって鶏の甘みがむわっと広がるオイリーな一杯。
他のお店でこの和え玉が出たら「なんじゃこりゃ」となりそうですが、散々煮干しにイジメられた舌にはこの甘さが癒しに感じました。
まとめ
“飲む煮干し”とも言えるような凶暴ねっとりな濃厚煮干しラーメンでした!
前は「濃厚煮干し入門ならつきひがオススメだよ」なんて言っていましたが、今日からは「濃厚煮干し入門につきひ? やめとけあそこは変態だ」に変更ですね(褒め言葉)。
どんどん凶暴になる一杯、これからも定期的に様子を観に来る必要がありそうです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
『亀戸横丁』入り口はこんな感じ。
空調が効いていて快適に並べるのもポイントです。
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱過ぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち10名ほど。30分で着席
備品:つまようじ、ティッシュ
卓上調味料:イカ酢、生姜酢、一味
タイプ:ニボニボ系
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆1