こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、本日2020年6月1日に花小金井にオープンしたラーメン店。
しかもヒビ機が何年も何年も「ここのラーメンが一番好き」と言っている西荻窪『麺尊RAGE』の2店舗目となるラーメン店。
そうとなったらすぐさま足が向かってしまうのがラーメン大好き好きくんの運命。
“一番好き”なラーメン店の新たな味を食べに行ってきました。
RAGEの2ndの味を求めて『麺尊RAGE RENEGADES』へ
花小金井駅から徒歩10分くらいのところにある『麺尊RAGE RENEGADES (めんそんれいじ れねげーず)』。
2020年6月1日オープン。
「ミシュランガイド東京」のビブグルマンや「食べログ百名店」の常連である西荻窪の人気店『麺尊RAGE』の2号店となる、(西荻窪と同じく)鶏と醤油にこだわったラーメンを看板とするお店です。
祝花は『中華そば 四つ葉』や『三河屋製麺所』、親交のあるクリエイター「UN©︎‼︎」さんなどから。
店内は西荻窪と同じくスケーターファッションを彷彿とさせるお洒落な雰囲気。
元々レストランがあったのか、テーブル席含めて30席ほどはありそうな広々としたつくりになっています。
メニューはこんな感じ。
基本は「RAGEそば」「煮干しそば」「つけそば」「まぜそば」の4本で、その他ごはんものやトッピング、ドリンクといったラインナップです(オペレーション落ち着くまでは「RAGEそば」と「煮干しそば」の2本とのこと)。
今回は、まずは醤油からだろうということで「特製RAGEそば」の醤油をお願いしました。
こだわりを見る感じ西荻窪のメイン食材である軍鶏は使わず、各種ブランド鶏を掛け合わせて炊いているみたいですね。
鶏と醤油の豊潤な香りと共に「特製RAGEそば」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油の豊潤な香りと共に「特製RAGEそば」(1,250円)の醤油が到着!
“鶏と水系”らしい深い琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、玉ねぎなどがトッピングされています。
香りや構成は西荻窪と似ていますが、ビジュアルは西荻窪で月曜日に行われる『MONDAY RAMEN』の限定っぽい感じですね(知っている人にしか伝わらないと思いますが……)。
そしてこの特注丼ぶり。カッコ良すぎる。
スープは鶏と醤油の旨味がじんわりと広がる優しめの味わい!
まずはスープから一口。
なるほど……こう来たか……!
スープを口に含んでからワンクッション置いて、鶏の旨味や甘み、そして醤油のコクがじわーっと広がりました。
構成としてはいわゆる“鶏と水系”ですが舌に触れた瞬間にバチンッ! と旨味が押し寄せる感じではなく、まるで乾物系のお出汁のように染みると言いましょうか。柔らかい印象の味わいです。
麺は「三河屋製麺」製の角のある中細ストレート。
パツンとした心地の良い食感でスープの持ち上げもよく、噛んだ時に広がる小麦の風味はクッキリとした輪郭があります。
甘みが強くしっとりなチャーシューや黄身トロな味玉も美味い!
チャーシューは低温調理のレアタイプ。
メニューを見る感じ、鹿児島のブランド黒豚の肩ロースを使っているみたいですね。
見た目こそ攻めたピンク色をしていますがレアっぽい臭みや「甘みドン!」な強さはなく、噛んでいくにつれて肉の甘みがジュワッジュワッと品よく溢れる逸品です。
味玉はキミの中心がほどよく生な半熟タイプ。
タレの塩味が若干控えめな分、黄身の甘みがしっかりと感じられる美味しさでした。
まとめ
鶏と醤油の旨味が優しくじわーっと染みる醤油ラーメンでした!
本音を言うと「まだ試行錯誤の途中なんだろうな」という気もしましたが、『麺尊RAGE』のことです。すぐにとんでもなくブラッシュアップされることでしょう。
とは言え舵の切り方は西荻窪とは違うと思うので、次来た時は「この感じのスープなら塩のほうがいいかも」と思った塩を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:30分(遅めだが初日なので妥当か)
お冷:セルフ。冷たいレモン水
店内温度:適温
混雑具合:オープン初日の開店15分前で待ち10名ほど。開店時で20名ほど
備品:なし
卓上調味料:胡椒