駒込の名店『きなり』が東中野に来た!白醤油が香り魚介が染み入るラーメン『Kinari』

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「今日のお昼はオープン以来ぶりに『かしわぎ』でも行こうかな~」なんて思って東中野を歩いていたら人だかりを発見。
見ると『メンドコロKinari』の文字が。

あれ? 駒込の『麺処 きなり』のセカンドブランドでもできたの? なんて思って調べてみると、移転して今日(5/16)オープンとあるじゃないですか!

ここで出会ったのは何かの縁。
という事で、『かしわぎ』でしっかり食べた直後に突撃してきました。

ヒビ機
かしわぎは諦めないんだ

今日オープン!駒込の名店が『メンドコロKinari』に生まれ変わって東中野にやってきた!

外観

JR東中野駅から徒歩1~2分くらいのところにある『メンドコロKinari』。

「食べログラーメン百名店」や「ミシュランガイド東京2018」のビブグルマンなど、様々なメディアで高く評価されている駒込の名店『麺処 きなり』が東中野に移転。
冒頭でも書きましたが、今日5/16がプレーオープンだそうです。

「三河屋製麺」から祝花が届いていたり、プレオープンにも関わらず多くのラーメンファンで賑わっていたりと、注目度の高さが見て取れますね。

 

券売機

店内に入り、さっそく食券を購入。

現時点でのメニューは「白醤油」「汐」「濃口醤油」の3種類。
『きなり』のTwitterを見ると「始めは駒込時代にやっていた味です。お店の流れに慣れてきたら新しいことをやりたいと思います。」とのことなので、今回は駒込時代に人気だった「白醤油」をポチリ。

下の方を見てみると、ビールや日本酒などお酒の種類も豊富ですね。

 

卓上調味料

卓上の味チェン要員はこんな感じ。

店内はカウンター席とテーブル席があり、カフェのようなオシャレな雰囲気。
女性ひとりでも気軽に入れそうなラーメン屋らしからぬ雰囲気ですが、麺の茹で汁の香りが漂っている点はなんともラーメン屋らしいです。

ヒビ機
こぢんまりしていて落ち着ける感じだったよ

到着と同時に白醤油と魚介のいい匂いが!別皿トッピングの意図にも注目「特製 Ra-men 白醤油」

特製Ra-men白醤油

今回いただいたのは「特製 Ra-men 白醤油」(1,050円)

ラーメンとトッピングが別々になっての到着です。
この時点でもうすでに醤油と魚介ダシのいい匂いが漂ってきています。

 

ラーメン

醤油ラーメンと塩ラーメンの中間のような色のスープに細麺がしなやかに泳ぎ、海苔・三つ葉・ほうれん草・2種類のチャーシュー・メンマなどがトッピングされています。

ラーメンが入っている丼ぶりがツルッとした磁器ではなく、温かみのある陶器なのも味がありますよね。

 

トッピング

ラーメンの横の小皿には、玉子・豚のレアチャーシュー・鶏のレアチャーシュー・鴨チャーシューが盛り付けられています。

インスタ映えの点で言うならラーメンに盛り付ける一択ですが、きっとこの別皿には意図があると思うので、あえて盛り付けることなくいただきます。

 魚介の旨味と“白醤油”の香りがじんわり舌に染み入るスープ

スープ

まずはスープを一口。

最初に感じるのは魚介の旨味、鰹などの乾き物と貝のダシでしょうか。口に含んだ瞬間にふわっと広がります。
そしてメニュー名でもある“白醤油”が、味の去り際にほんのりと醤油の豆感と甘みを舌に残していきます

普通の醤油は小麦粉と大豆を同じくらいの分量で作るのに対し、白醤油は小麦粉の割合が多いので、甘みが強いのが特徴。
その特徴を上手く活かした優しく染み入る味わいです。

 

三つ葉入り

トッピングされていた三つ葉と一緒に飲むと、和なテイストが強まってより上品な味わいに。

ヒビ機
お得意の表現“お吸い物感”だね

スープの香りを口内に拡散させるクニュっとした柔らかめの麺

麺

麺は三河屋製麺製の細めのストレート麺。
つるっとしたしなやかな麺肌で、クニュっとした柔らかめの食感です。

勢いよく啜れるため、口に入った時にスープの香りをよく広げてくれる麺です。

 豚・鶏の2種類のチャーシューはビックリするほど甘みが強い

チャーシュー

トッピングもいただきましょう。まずは豚のレアチャーシューから。

低温調理でしょうか。口に入れて噛んだ瞬間、ビックリするほど肉の甘みがブワッと広がります
食べるまでの間スープに浸かることで熱が入り、若干肉肉しい旨味を感じられるのもいいですね。

 

チャーシュー

続いて鶏チャーシュー。

こちらも恐らく低温調理されているもので、肉の繊維ひとつひとつが弾けそうなほどプリンッ! としています。
しっとりと柔らかい食感で、こちらも豚と同じく肉の甘みを強く感じました。

ヒビ機
肉ってここまで甘いんだってなるくらい甘いのよ
ほうれん草

△ほうれん草の緑のアクセントも良い感じ。

 別皿には意図があった(多分)。おつまみとしても楽しめるよ!

トッピング

さて、写真は最初に戻りますが、こちらの別皿トッピング。

もしかしたら低温料理のチャーシューを「スープの熱を加えない」で食べられるという意図があるんじゃないでしょうか?
豚・鶏の2種類のチャーシューは、ラーメンに乗っているものよりも甘みや旨味が強く、かなりインパクトがありました。

ラーメンには乗っていない鴨チャーシューは、ねっちりとした歯応えで鴨本来の旨味が凝縮されたもの。
味玉は黄身がトロっとしていて味染み染みタイプ。単体で食べると黄身のマイルドさをダイレクトに感じました。

お酒の種類も豊富という事から考えるに、「特製」を頼んでこの別皿トッピングをおつまみにするのもオツかもしれませんね。

ヒビ機
午後の予定無視して炭酸麦ジュース頼めば良かったな

おわりに

白醤油がふわりと香り、魚介が優しく染み入る“名店”のラーメンでした!
これから新しい事も始めるということなので、そちらも注目。ちなみにまだそこまで行列じゃなかったので、行くなら今のうちですよ……?

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目セルフ。つめたい
店内温度:適温
混雑具合:オープン初日12半くらいで待ちなし

タイプ:醤油
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆8

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