鶏と昆布の旨味が五臓六腑に染み渡る。恵比寿の“函館ラーメン”『しお貫』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、恵比寿にある“函館ラーメン”が人気のお店。
そもそも“函館ラーメン”とは北海道・函館のご当地ラーメンで、鶏ガラや豚をメインのあっさりとした塩ラーメンのこと。

北海道のラーメンと言えば札幌味噌や旭川醤油など、寒さをしのぐためにこってりな味が多いですが、北海道の中でも比較的暖かい(らしい)函館のあっさりな一杯はどんな味なのか。

気になったので、さっそく食べに行ってきました。

ヒビ機
ラー博の情報をさも自分の知識のようにひけらかしてんな

あっさり美味い函館ラーメンを食べに『しお貫』へ

外観

恵比寿駅から徒歩10分くらいのところにある『函館らーめん しお貫(しおかん)』。

2008年7月1日オープン。
鶏ガラ・豚・昆布・野菜からとった黄金スープが特徴的な“函館ラーメン”が人気のお店です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「塩」「味噌」のらーめん・つけ麺、辛味噌、季節限定メニューの10本で、その他「自家製餃子」やごはんもの、ドリンクといったラインナップです。

今回は、「特製塩らーめん」をポチり。
食券を渡す際に麺の硬さを訊かれたので、“普通”でお願いしました。

鶏ガラの良い香りと共に「特製塩らーめん」が到着!

特製塩らーめん

待つこと数分。鶏ガラの良い香りと共に「特製塩らーめん」(1,000円)が到着。

澄んだ黄金色のスープに中細麺が泳ぎ、チャーシュー、海老ワンタン、味玉、なると、メンマ、ほうれん草、ネギ、海苔などがトッピングされています。

スープは鶏ガラと昆布の旨味が染みるあっさりとした美味さ!

スープ

まずはスープから一口。

あぁ……染みる……。

スープを口に含むと、鶏ガラや昆布の旨味がじんわりじんわりと舌に染み渡りました。
塩ダレもミネラルが多い味と言いますか、丸くてふっくらしたような感じですね。

ヒビ機
ポ◯リより染みる味だわ
麺

麺は「麺の麻生」と書かれた麺箱から取り出された中細ストレート。

茹で“普通”でもプツンプツンと切れる適度なコシがあり、噛むと小麦の甘みがふんわりと広がります。
初めて見る製麺所(?)ですが、啜り心地もスープの持ち上げも申し分なく美味しいですね。

存在感のあるチャーシューや海老ワンタンも美味い!

チャーシュー

チャーシューはバラの焼豚タイプ。
肉の旨味と脂の甘みバランスが取れた逸品で、スープより強めの塩分(醤油ダレ)がいいアクセントになっています。

ワンタン

海老ワンタンは皮はてゅるてゅる、餡はプリプリの海老がぎっしりという王道な美味しさ。
餡の味付けがシンプルな分、海老本来の濃厚な旨味が楽しめます。

味玉

味玉は黄身の中心がゼリー状の固茹で寸前タイプ。

こちらはチャーシューやワンタンと違い、やや甘めの味付け。
黄身の持つ甘みやコクとの相性もよく、塩味に対しての甘味がいいアクセントになっています。

ヒビ機
ほうれん草の青さも地味に良かったな

まとめ

鶏ガラと昆布の優しい旨味が染みる、あっさり美味い一杯でした!

札幌味噌・旭川醤油が冬食べたくなる味だとしたら、函館ラーメンは夏に食べたくなる味ですね。
意外にも(?)お客さんの半分くらいは味噌を頼んでいたので、次は「味噌らーめん」を食べてみようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、荷物かけ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:ラー油、酢、醤油、胡椒、七味、柚子胡椒、ニンニク

タイプ:
エリア:渋谷 / 恵比寿 / 代官山
推し麺度:☆8

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