都内で人が集まるエリアと言ったら渋谷・新宿・池袋あたりだと思うんです。
このエリアってラーメン店も結構あって、どこも醤油やら塩やら味噌はもちろん、ちょっとコアなところの中本も麺屋武蔵もあるんですよ。
でも、なぜか渋谷だけは『ラーメン二郎』が無いんです。
なんでなんでしょうね? なんか理由があったら知りたいです。
ただその代わりなのか、渋谷はちょっと変わった二郎系が多い気がします。
天一みたいなドロドロスープの二郎系だったり海鮮系の二郎系だったり……。
ということで今回は、そんな渋谷の変わり種二郎インスパイアをご紹介します。
ポン酢を使ったさっぱり二郎系が食べられる『凛』
渋谷駅から徒歩12分くらいのところにある『凛』
ポン酢を使ったさっぱりした二郎系が人気のお店で、ちょっと奥まった場所にあります。
コールは食券を渡すタイミングで、ニンニクの有無のみ伝えるスタイル。
麺の硬さ・ヤサイマシ・アブラマシなどのコールはやっていないみたいです。
店内はカウンター席とテーブル席があり、ラーメン屋っぽくない、ましてや二郎系とは思えない落ち着いた雰囲気。
ジャズなんか流れちゃったりしているので、二郎初心者とか女性も緊張感無く入れると思います。
卓上の味チェン要員はこんな感じ。
ラー油、醤油、一味、ブラックペッパーと王道なラインナップですね。
旭ポンズが効いたさっぱり二郎「ラーメン ポン酢」
今回いただいたのは「ラーメン ポン酢」(820円)
見た目はコテコテそうな二郎系。
ヤサイもしっかり盛られているし、麺も二郎っぽい平打ち太麺。豚は温まるようにヤサイの下に隠れています。
ポン酢の爽やかな酸味が広がるライトなスープ
スープを一口飲むとポン酢の爽やかな酸味がスンッと広がります。ツンッではないのは大阪の定番調味料(HPより抜粋)である「旭ポンズ」を使っているからでしょうか。
ポン酢の後ろに残るのが豚骨のコクと醤油(多分旭ポンズに含まれているやつ)の旨味という感じです。
あっさりでさっぱりですが、どこかに二郎を感じるトリッキーでライトなスープに仕上がっています。
店内で製麺するムチムチのオーション麺
麺は店内の製麺機で作られたオーション製の平打ち太麺。
オーション(二郎で使われる小麦粉)なだけあって強い小麦感は二郎を彷彿とさせますが、食感は二郎のようなゴチゴチとした感じではなく、ムチっとした感じ。
スープがパワフルではないので、ちょうどいいバランスです。
タレがよく染みたツナタイプの豚
ヤサイの下からは温まったかなりぶ厚い豚が。
繊維に沿ってサクッとほぐれるツナタイプで、噛むとタレがジュワジュワ溢れます。
デフォで2枚ですかね。旭ポンズのおかげで嫌な油っぽさが消えているのでかなり好みでした。
ちなみにヤサイはシャキシャキタイプ。
ポン酢がかかっているため、正真正銘サラダでした。
まとめ
ポン酢が効いたあっさりさっぱりな二郎インスパイアでした!
本家に忠実な二郎インスパイアももちろん好きですが、二郎インスパイアならではのアレンジもいいですね。
お店の雰囲気も含めて二郎初心者に特にオススメだと思いました。
量もそこまで多くないし、コールも「お願いします」or「なしで」で済むのでね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:ややぬるめ
提供時間:7分(標準)
お冷:セルフ
店内温度:低温
混雑具合:土曜の18時半で満員
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:渋谷 / 恵比寿 / 代官山
推し麺度:☆7