横浜と言えば横浜家系。横浜家系と言えば吉村家。
そう、今や醤油・塩・味噌・豚骨に並ぶジャンルになった家系ラーメンの総本山ですよ。
横浜まで来る予定があったら行かないわけにはいかない。
家系好きならなおさら。いや、家系好きなら横浜にまで来てでも行かなければいけないですよ。
家系ラーメンの総本山『吉村家』
横浜駅から徒歩6分くらいのところにある『吉村家』
冒頭でも散々言っているとおり、家系ラーメンの総本山です。
大体いつ来ても20人くらい並んでいますが、一気にはけて一気に入れるスタイルなので案外15分くらいで入れちゃったりします。
食券はプラスチックの色で判別するタイプ。
運が良ければ(?)外で並んでいる段階で、食券の確認とお好み(硬めとか濃いめとか)を10人分くらい一気に暗記していく神業が見れます。
卓上の味チェン要員はこんな感じ。
生姜・コショー・ニンニク・ニンニクチップ・ごま・ラーメン酢・青唐辛子・豆板醤と、オールスター勢ぞろい。
“THE 家系”の圧倒的な一杯「チャーシューメン」
今回いただいたのは「チャーシューメン」(810円)
豚骨醤油・チャーシュー・ほうれん草・海苔とどこからどう見ても家系のビジュアル。
赤いテーブルすら家系っぽいですよね。
薫香が広がるエッジの効いた豚骨醤油スープ
スープは始めに薫香がフワッときて、続いてエッジの効いたカエシとシャープな豚骨の旨味が来る構成。
お好みを「濃いめ少なめ」にしたため濃いのは当然ですが、しょっぱすぎと感じないギリギリのラインを攻めている感じです。
あと、スープから頂点に君臨する者のオーラが出ていました。
プルプル、もちもち食感の中太麺
麺は清々しいほど短い平打ち中太麺。
プルプル、もちもち食感でまさに“THE 家系”といった麺です。小麦の味が濃いのもニクい。
燻製の香りと肉の旨味が広がるチャーシュー
チャーシューは燻製されたもの。
口に入れた瞬間に薫香がバチッと広がるわ噛めば肉の旨味が滲み出て来るわでエライこっちゃです。
個人的にはこのチャーシューあってこその『吉村家』ひいては家系だと思うのですが、直系くらいでしかこういう燻製チャーシューって見かけないのはなんでなんでしょうね。
ほうれん草はデフォルトでもしっかり量がある上に、しっかり緑の味がしてナイス。
海苔は(最初の写真見れば分かると思いますが)透けるほど薄いのに、「海苔.zipか?」というほど磯の香りが強いです。
食べ終わった時に出て来るこの“家系総本山 吉村家”も「おぉ……ありがとうございました……!」ってなりますよね。
『吉村家』名物のお土産も忘れずに
『吉村家』といえば忘れちゃいけないのがお土産。
「家に持って帰って食べなよ。」みたいな心の余裕と配慮が見えますね。もちろん持って帰ります。
過去にはバナナが置いてあった日もありました。
訪問した日は「Bee Sweet」って品種(?)のオレンジ。
うん。普通に美味しい。
まとめ
総本山の名に相応しい圧倒的なバランスの家系ラーメンでした!
ラーメン好きなら一度は味わっておいて損はないと思います。味はもちろん、仕事姿もすごいです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(早い)
お冷:サーバーセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日16時半で待ち20名。10分で着席