高級寿司店や高級フレンチなんてものはヒビ機には縁がないもので。
ただ、そういうお店で修業した人達やそういうお店を手掛ける企業が出したラーメンには縁があります。
今回行ってきたのは高級寿司店(など)を手掛けるお店が開いたラーメン店。
しかも場所は銀座というB級グルメばっかり食べているヒビ機には縁もゆかりも無さそうな場所。
そして食べるのは“鯛を贅沢に使った”ラーメン。
高級寿司店が手がける鯛ラーメン!見るからに高級そうな『麺屋ま石』
銀座駅から徒歩2分くらいのところにある『麺屋ま石(めんやまいし)』。
今年4月10日にオープンしたばかり。
築地・銀座・日本橋などに海鮮丼屋や高級寿司店を展開する『虎杖東京(いたどりとうきょう)』が手がけるラーメン店です。
「なにも足さない なにも引かない」がコンセプトで、愛媛県産の鯛を贅沢に使った鯛ラーメンが人気とのこと。
店内はカウンター席のみで、モダンな小料理屋のような雰囲気。
外観で察した人もいるかもしれませんが、前に『篝』があった場所なので中はそのままですね。
どちらにせよ、高級食材である鯛を使ったラーメンを食べるのにはぴったりな空間です。
卓上の味チェン要員は、黒七味・塩・胡椒とシンプル。
味を大きく変えるような調味料を置かないのも「なにも足さない なにも引かない」でしょうか。
揚げたてのかき揚げを目の前で! 鯛の旨みがギュッと詰まった「桜海老鯛らーめん」
今回いただいたのは「桜海老鯛らーめん」(1,300円)
ベーシックな「鯛ラーメン」の上に桜えびのかき揚げが乗った『麺屋ま石』人気のメニュー。
黄金色の澄んだスープにしなやかな細麺が泳ぎ、鶏チャーシュー、三つ葉、メンマ、桜えびのかき揚げがトッピングされています。
桜えびのかき揚げは注文が入るたびに揚げ、写真のように席で丼に盛り付けてくれます。
運んでくる僅かな時間でもスープを吸ってベチャッとなってしまうため、目の前で盛り付けてくれるのは粋な計らいですよね。
「なにも足さない」からこそ鯛の旨味がストレートに感じられるスープ
愛媛産の鯛と利尻昆布から取ったスープを一口飲むと、鯛を贅沢に使っているだけあって旨みがブワーッと勢い良く口いっぱいに広がります。
「なにも足さない なにも引かない」というお店のコンセプト通り、シンプルだからこそストレートに旨みを感じられます。
北海道産の小麦100%の特注麺はつるっとした爽快な喉越し
麺は北海道産の小麦100%の特注麺。
適度にスープを吸わせることでスープとの一体感があり、つるっとした爽快な喉越しとしなやかな食感です。
かき揚げやチャーシューにも職人ならではの技が光る!
かき揚げには駿河湾産の桜海老を使っているそう。
先ほども言ったとおり、かき揚げは注文毎に揚げるためアツアツ。
サクッとした衣の軽やかな食感と桜えびの香ばしさは、普通のラーメンじゃまず味わえないですよね。
チャーシューは鶏チャーシュー。
水郷赤鶏(すいごうあかどり)という千葉・茨城の銘柄鶏が使われているそう。
しっとりとしてジューシーで、削った柚子皮から香る爽やかな香りもまたオツです。
まとめ
鯛そのものをストレートに感じる高級感溢れるラーメンでした!
コンセプトも味もすごく銀座っぽかったです。
ちなみに他にはウニが乗ったラーメンとか強そうなものもありました。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
店内温度:適温
タイプ:塩
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆7
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