こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2018年末に荻窪に突如誕生し、瞬く間に行列店へと成長したラーメン店。
本当ならもっと早く行っておくべきですが、あまりに行列がすごいと言うことでビビっていた結果、オープンから半年も経ってしまいました。
ただ、さすがにそろそろ落ち着いてきたかなと思ったので、重い腰を上げて食べに行ってきました。
荻窪に突如現れた行列のできるラーメン店『迂直』へ
荻窪駅から徒歩5分くらいのところにある『迂直(うちょく)』。
2018年12月オープン。
店主の経歴は非公開ながら、オープン時には『飯田商店』や『Homemade Ramen 麦苗』から開店祝いの花が届くなど、味以外の面でも話題になっているラーメン店です。
ちなみに、店の前の4人以外は20〜30mほど離れた場所で並びます。
この日は平日にも関わらず、オープン前には30人ほど並んでいました。全然落ち着いてないですね。
メニューはこんな感じ。
3月まではラーメンもあったそうですが、今は「醤油つけ麺」と「坦坦つけ麺」の2本。
今回は「特製・醤油つけ麺」をポチり。
鰹昆布水に使った麺が特徴的な「特製・醤油つけ麺」が到着!
待つこと数分。「特製・醤油つけ麺」(1,050円)が到着。
醤油がふわっと広がる濃いめのスープ鉢と、鰹昆布水の中に綺麗に畳まれた麺、チャーシュー、味玉が入った麺鉢のセットですね。
ちなみに特製にすると麺鉢の中のトッピングが増えます。
麺鉢をアップで。
チャーシューは吊るし焼きっぽいピンク色をしていますね。
麺は小麦とダシが柔らかく広がる上品な味わい!
麺は自家製の平たい中細ストレート。
まずは何もつけずに麺だけを一口食べてみます。
ズズーッと啜って噛んでみると、小麦の甘味がふんわりと広がりました。
全粒粉入りで力強さを出すお店もありますが、ここの麺は非常に上品で柔らかい印象です。
また、とろみのある鰹昆布水に浸かっているのでほんのり魚介と昆布の出汁も感じますね。
スープは温度の変化とともに主役が入れ替わる力強い味わい!
麺だけを楽しんだところでスープにも浸けて食べていきます。
序盤の熱々なうちは鶏の旨味と甘味、そしてキレッキレの醤油の香りがガツンと来ました。
鶏は「にいがた地鶏」を使っているそうですが、鴨くらい厚みのある甘味を感じます。
そして中盤から終盤、温度が下がってくると、鰹などの節系や椎茸のじんわり染みる旨味が前面に現れてきました。
前半はあんなに力強いスープだったのに後半は一気に繊細な味わいに。いやぁ、すごい。
肉の旨味がギュッと詰まったチャーシューは増して正解の美味さ!
確証はありませんが、おそらく吊るし焼きのチャーシュー。
肉肉しい食感で、噛めば噛むほど中から肉の旨味がジュワッと溢れてきます。
ほんの少しですが、燻製っぽい香りが広がるのもポイントです。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
黄身の甘味がかなり強い逸品で、スープで塩っぽくなった口の箸休め的に食べるのがオススメです。
まとめ
食べ進めていくうちに旨味の主役が変わる、力強さと繊細さを兼ね備えたつけ麺でした!
なるほど……これは行列ができて当然ですね。
真逆の味であろう「坦坦つけ麺」も気になったので、並ぶ覚悟ができたらまた行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:ぬるめ
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時過ぎ(オープン15分前)で待ち時間90分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:一味
タイプ:つけ麺
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆8