こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前“洋風味噌ラーメン”と紹介した『味噌ぶりNoodle みやみや』のセカンドブランドとなるラーメン店。
セカンドブランドはいわゆる“鶏と水”系と呼ばれるシンプルな構成の鶏清湯ラーメンが食べられるとのことですが、使う鶏は東京ブランドにこだわっているとのこと(一般的には大山鶏や名古屋コーチンといった全国各地の地鶏を使っていることが多いです)。
さて、あえて東京ブランドにこだわって勝負する一杯はどんなポテンシャルを秘めているのか。
“東京鶏清湯”とも言えそうな一杯を食べに行ってきました。
東京ブランドにこだわった鶏清湯を食べに『みやみや』へ
八王子駅から徒歩8分くらいのところにある『鶏びあんSoba みやみや』。
2019年6月7日オープン。
聖蹟桜ヶ丘にある洋風味噌ラーメン店『味噌ぶりNoodle みやみや』のセカンドブランドにあたり、東京烏骨鶏や東京ブランドの地鶏を使ったラーメンが食べられます。
メニューはこんな感じ。
基本は鶏清湯の「鶏びあんそば」「鶏つけそば」に、本店との融合とも言えそうな「白味噌鶏白湯」の3本。1番右の「冷やしトマト麺」は限定メニューみたいです。
味噌と鶏白湯という珍しい組み合わせも捨てがたいですが、まずは基本をということで「味玉鶏びあんそば」をポチり。
芳醇な鶏の香りと共に「味玉鶏びあんそば」が到着!
待つこと数分。芳醇な鶏と醤油の香りと共に「味玉鶏びあんそば」(850円)が到着。
琥珀色のスープに平たい細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、穂先メンマ、味玉、ネギがトッピングされています。
構成自体は都内の流行りそのものですね。
ここからも「うちは東京尽くしで勝負するぞ!」という意思が感じられます(意識はしていないと思いますが)。
スープは強い鶏の旨みと醤油のコクを感じる潔い味わい!
まずはスープから一口。
おぉ! 東京やるじゃん!
スープを口に含んだ瞬間、鶏の強い旨みと醤油のコクがストレートに刺さりました。
ほんの少し塩分が高めに感じましたが、夏だから少し強めにしているんですかね。
全国各地の有名ブランド鶏のスープを飲んできましたが、東京烏骨鶏・東京ブランド鶏を使ったこのスープもそれらに負けないポテンシャルがありますね。
麺は平たい細ストレート。
「麺だけは京都から取り寄せ」と書かれていたので、麺屋棣鄂(めんやていがく)のものですかね。
滑らかな麺肌でちゅるちゅるとした啜り心地が気持ちよく、噛んでいくうちに小麦がふんわり広がる上品な麺でした。
豚レアチャーはハイクオリティ。他は改善の余地ありかも。
豚チャーシューはスライスされた低温調理のレアタイプ。
噛むと肉の旨みと甘みが溢れる逸品。そのままでも美味しいですが、レアにしては珍しく熱が入った方が旨みが強まるように感じました。
鶏チャーシューも低温調理と思われる仕上がり。
プリッとした肉質でしっとりとしていますが、フチについた緑色のもの(灰汁が固まったもの?)の塩味が少し気になりました。
味玉は白身もデュルッとした硬めの温泉卵タイプ。
もう1〜1.5分ほど固めてくれたら黄身のコクも引き立つような気がしたので、これも少し残念ですね。
まとめ
鶏の旨みと醤油がストレートにくる、東京ブランドのポテンシャルを感じる醤油ラーメンでした!
トッピングに関しては少し辛口になりましたが、スープは鶏油で厚みを出すようなものではなく、ちゃんとガラの厚みが感じられたのでよかったです。
東京ブランドのポテンシャルが分かったので、次は味噌鶏白湯ですかね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日19時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、荷物かけ
卓上調味料:胡椒
タイプ:醤油
エリア:立川市 / 八王子市周辺
推し麺度:☆7