こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、トロットロになるまで煮込んだ牛すじを、あろうことか中華麺にぶっかけてしまったという禁断の一杯。
もうこの一文の時点で紹介するまでもなく美味いですが、一応、念の為一応食べに行ってきました。
トロットロの牛すじをぶっかけた麺を食べに『中吉』へ
綾瀬駅から徒歩2分くらいのところにある『らーめんしょっぷ 中吉(ちゅうきち)』。
1998年オープン。
冒頭でも触れましたが、トロットロに煮込んだ牛すじを中華麺にぶっかけた「牛すじぶっかけ」が人気のお店です。
“らーめんしょっぷ”といえば全国に展開するラーメンチェーン「ラーメンショップ(通称:ラーショ)」が有名ですが、そことの関係はないとのこと。
メニューはこんな感じ。
いろんなメニューがありますが、今回は「ぶっかけ」がお目当てなので一番上の段だけ見てみます。
……なるほど、牛タンや炙りチャーシューが乗るのもあるみたいですね。ではそれで。
麺の大盛りも無料とのこと。ではそれで。
温かいのと冷たいのも選べるとのこと。では温かいので。
「炙りチャーシューはどうする? BBQポークがオススメだよ!」ではそれで。
肉天国な「牛すじ&牛タン 炙りチャーシューぶっかけ」が到着!
待つこと数分。牛すじの甘い香りと共に「牛すじ&牛タン 炙りチャーシューぶっかけ」(1,200円)が到着。
うわ〜! 肉天国じゃん! やっば〜!
食べなくても美味いことが分かる肉は、左手前から、牛すじ、牛タン、BBQポークというラインナップ。辛ネギや生卵もこれらに合わないはずがない豪華な顔ぶれです。
肉も気になるところですが、これはあくまでもまぜそば。まずは麺から食べていきます。
麺は強靭なコシのあるゴチモチ食感! 甘じょっぱダレとの相性も神!
まずは麺から一口。
コシめっちゃ強ぇ〜! タレもうめぇ〜!
麺になるギリギリの加水率を目指したという麺は、茹でる→冷水で締める→温め直すという作業をしているため、温かいのに強靭なコシのあるゴチゴチ・モチモチ食感。
そんな麺が牛肉エキスが凝縮された甘じょっぱ辛いタレと生卵を絡めながら口の中に飛び込んでくる。もう言葉になりません。
牛すじ・牛タン・BBQポークはどれも歯が要らない柔らかさだ!
麺で失神しかけたところで牛すじも。
歯が要らん。
口の中に入れて軽く押すだけでホロっと崩れてしまうほどの柔らかさで、同時に甘じょっぱいタレと肉の旨味が滝のように溢れてきました。
何十年も愛される居酒屋の煮込み料理的な完璧な味付けですよこれは。
厚さ2センチはあろう極厚牛タンも食べてみます。
歯が要らん。
びっくりしました。こんなに分厚いのにこんなに柔らかいのかと。
牛すじと比べるとタレの存在感は控えめですが、その分牛タンの旨味が引き立っています。これも美味い。
最後はBBQポーク。
歯が要らん。
入れ歯を忘れたおじいちゃんおばあちゃん向けかな? 離乳食かな? と思うくらい柔らかく煮込まれています。
そして“THE アメリカン”な甘〜いケチャップ味。牛すじの和テイストと喧嘩しそうですが、なぜかいいアクセントになっているから不思議です。
最後はスープ割りで一滴残さず楽しむべし!
最後は卓上にある割りスープでスープ割りをして〆。
このスープは魚介系のダシですかね。
あっさりテイストになるまで割ってもいいかと思いますが、個人的にはやや濃いめに割った方が牛エキスを飲み干した感があるので好みでした。
まとめ
トロットロの絶品肉が乗る、全日本人が好きであろうまぜそばでした!
ジャンクさの塊ですが、気づけばまた食べたくなる悪魔の一杯でもありました。
この記事を書いている最中にもすでに禁断症状が出かかっているので、また近いうちに食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:まぜそばの適温
提供時間:4分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日19時前で待ち時間なし
備品:つまようじ、紙ナプキン
卓上調味料:ニンニク、胡椒、豆板醤
タイプ:まぜそば / 油そば
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆10