こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、もはや東京の醤油ラーメンのスタンダードとも言える“鶏と水系”のラーメン(鶏と水だけでスープをとるラーメンのこと)が味わえるお店。
“鶏と水系”は使う食材が少ない分、店主の技量がダイレクトに反映される難しいジャンルであり、食べ手としてはその分面白いジャンル。
そんな“鶏と水系”ですが、今回のお店はどんな味を提供してくれるのか。早速確かめに行ってきました。
鶏と水系のラーメンを食べに『MAIKAGURA』へ
千歳船橋駅から徒歩7分くらいのところにある『らーめん MAIKAGURA』。
2018年2月オープン。
海老名にある名店『中村屋』で修行した店主が手がける、“鶏と水系”のラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
麺だけでも「醤油らーめん」「塩らーめん」「ゆず塩らーめん」「柚子鶏辛麺」「塩つけ麺」「鶏白湯麺」「鶏白湯Crema」とかなりの種類。そのほかトッピングやごはんものも充実しています。
今回は左上の法則(ラーメン店のおすすめは左上に配置されることが多い)に従って「味玉醤油らーめん」をポチり。
店主の修行元を彷彿とさせる“天空落とし”の湯切りを見ながら到着を待ちます。
醤油と鶏の香りと共に「味玉醤油らーめん」が到着!
待つこと数分。醤油と、鶏の甘い香りと共に「味玉醤油らーめん」(880円)が到着。
“鶏と水系”らしい琥珀色のスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、味玉、穂先メンマ、三つ葉、ネギがトッピングされています。
スープは鶏と醤油のみでグイグイ惹き込む力強い味わい!
まずはスープから一口。
うわっ! 鶏と醤油の香りがすげぇ!
スープを口に含んだ瞬間、厚みのある鶏油の甘みとフレッシュな醤油の香りがグワッと鼻を抜けました。
甘みの後にはふくよかで力強い鶏の旨味に入れ替わり、最後に醤油のコクと塩味が余韻として舌に残る盤石な構成。目新しさはないものの、しっかり惹き込んできますね。
麺は三河屋製麺製の平たい細ストレート。
かなりしなやかでちゅるちゅるとした滑りの良い麺です。
ただ、好みの問題だと思いますが、個人的には少し長すぎるかなという気も。
低温調理のチャーシューも黄身トロな味玉も美味い!
チャーシューは低温調理のレアタイプ。
しっとりとした肉質で噛んだ時の甘みが強く、ほんのわずかに感じる生姜の香りがいいアクセントになっています。
黄身の中心がドロっとした半熟の味玉も間違いない美味しさ。
甘じょっぱいタレがしっかり染みていますが、黄身のコクや甘みもしっかり感じられました。
まとめ
分厚く芳醇な鶏の旨味とフレッシュな醤油で食わせる、惹き込み力の高い醤油ラーメンでした!
鶏もですが、特にここは醤油の使い方が上手いですね。
次は他の鶏系メニュー、特に泡系の「鶏白湯Crema」が気になったので、次来た時に食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱々
提供時間:10分(遅め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜14時で待ち時間15分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:胡椒、七味
タイプ:醤油
エリア:小田急沿線(代々木上原 / 幡ヶ谷 / 東北沢)
推し麺度:☆8