こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、つい先日(11月25日)発表された「ミシュランガイド東京2020」のビブグルマンに初選出を果たした、西荻窪にある白河ラーメンが食べられるお店。
今回のビブグルマンで初めて掲載されたラーメン店は、下北沢『中華そば こてつ』、下北沢『純手打ち 麺と未来』、銀座『銀座 八五』とこちらの4店舗ですが、恥ずかしながら今回のお店は全くのノーマーク店。
一体どんなラーメン店がミシュランに選ばれたのか気になったので、さっそく食べに行ってきました。
ミシュランに選ばれた一杯を食べに『西荻燈』へ
西荻窪駅から徒歩2分くらいのところにある『西荻燈(にしおぎとう)』。
2018年9月オープン。
福島のご当地ラーメンである“白河ラーメン”とお酒が楽しめるお店で、元々は和菓子バーである『をかしや』で日曜日だけ『をかしやそば』として間借り営業していたとのこと。
メニューはこんな感じ。
基本は「手打ちらーめん」の1本で、その他お酒やおつまみと言ったラインナップですね。
今回は、一番シンプルな「手打ちらーめん 並盛り」を注文しました。
鶏ガラのいい香りと共に「手打ちらーめん」が到着!
待つこと数分。鶏ガラのいい香りと共に「手打ちらーめん 並盛り」(900円)が到着。
香味油が輝く澄んだ琥珀色のスープに自家製の手打ち麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギがトッピングされています。
スープは動物系のコクとまろやかな醤油が染みるあっさりテイスト!
まずはスープから一口。
おぉ〜……これは染みるなぁ……!
スープを口に含んだ瞬間、鶏ガラのあっさりとした旨味と豚骨のコク、少し酸味のあるまろやかな醤油がふんわりと広がりました。
丁寧な仕込みが伺えるクリアなスープで、一口一口が五臓六腑に染み渡ります。
小麦の甘みを感じるピロピロな麺の啜り心地も良い!
麺は自家製の平たい手揉み縮れ。
ピロピロな形状なので啜った時の舌触りが心地よく、少しポソっとした食感も良い意味でノスタルジック。
噛んだ時の小麦の甘みも優しいので、同じく優しい味わいのスープとの相性も抜群です。
チャーシューは桜のチップで燻製したという半レアタイプ。
口に含んだ瞬間の薫香が鮮烈で、噛んでいくうちに肉の旨味がじわじわと溢れ出す逸品です。
まとめ
あっさりとした動物系の旨味が染みる、優しい味わいの醤油ラーメンでした!
席数が少ない&ほとんどのお客さんがお酒を頼むので回転率が今後の課題(この日は1巡目の最初のお客さんが出てくるまで40分かかりました)になってくると思いますが、良い着地点を見つけて頑張って欲しいですね。
味はもちろん店主の雰囲気も良かったので、ミシュランブームが落ち着いた頃にまた食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時で待ち時間40分ほど
備品:おしぼり、荷物置き、ハンガー
卓上調味料:胡椒
タイプ:醤油
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆8