こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、東十条の名店『麺処 ほん田』のネクストブランドにあたる赤羽の人気店『麺処 夏海』。
醤油や塩、つけめんなどのラインナップは『ほん田』に似ているのかなと思ったので、『ほん田』では見かけなかった煮干しのラーメンを食べに行ってきました。
ほん田ネクストの煮干しを食べに『夏海』へ
赤羽駅から徒歩3分くらいのところにある『麺処 夏海(めんどころ なつみ)』。
2012年1月オープン。
冒頭でも触れた通り、東十条の名店『麺処 ほん田』のネクストブランドに当たるラーメン店です。
公式HPによると生姜醤油の「豊穣清湯醤油ラーメン」と濃厚な「つけ麺」が人気とのこと。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油ラーメン」「塩ラーメン」「煮干豚骨ラーメン」「つけめん」の4本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクや限定と言ったラインナップです。
今回は、お目当てだった「特製煮干豚骨ラーメン」をポチり。
券売機のボタン下にある「カニ和え玉」も気になるので、これは後ほど現金で注文することに(和え玉系は「煮干豚骨」を注文した方のみとのこと)。
食券回収時に訊かれる太麺か細麺かのお好みは、オススメの太麺でお願いしました。
煮干しの香りと共に「特製煮干豚骨ラーメン」が到着!
待つこと数分。煮干しのいい香りと共に「特製煮干豚骨ラーメン」(1,100円)が到着。
煮干粉が見える濃厚そうなスープの上には、3種類のチャーシュー、味玉、メンマ、海苔、水菜、玉ねぎ、ネギがトッピングされています。
なんとなくですが、チャーシューのビジュアルは『ほん田』チックですね。
スープは煮干しを立たせつつ豚骨が支える濃厚な味わい!
まずはスープから一口。
お! 煮干しが強いけど豚骨も効いてて美味い!
スープを口に含んだ瞬間、まず感じるのは煮干しの旨味と苦味。
すぐ後にトロッと濃厚な豚骨の旨みが下支え的に合流し、最後の方に魚介節っぽい酸味がフッと顔をだす感じでしょうか。
煮干しも立ちつつ動物も立たせるバランスの良いスープです。
麺は丸みを帯びた太ストレート。
むっちりとした弾力があり、噛むと小麦の甘みがほわんと広がる麺です。
ツルツルとした麺肌なので啜り心地がよく、スープとの絡みもいいですね。
低温調理のチャーシューはどれもめちゃくちゃ美味い!
3種類のチャーシューはどれも低温調理のレアタイプ。
こちらはバラで、他の2つに比べて脂の甘みが前面に出た逸品です。
最初の写真で真ん中にあったこちらは吊るし焼きですかね。
口に含んだ瞬間にスモーキーな香りが鼻を抜け、噛むと肉の旨味が溢れ出してくる肉肉しいチャーシューです。
最後は1番ピンク味が強いチャーシュー。
嫌なレア味は一切なく、肉の旨味と甘みのバランスが絶妙な間違いない美味しさです。
味玉は黄身の中心まで熱が入った固ゆで寸前の半熟タイプ。
表現が適切かは別として、少しマヨネーズっぽい酸味を感じる変わった味がしました。
ラーメンの後は「カニ和え玉」を。カニ炸裂でこれも美味い!
麺を食べ終えるタイミングで「カニ和え玉」(300円)も注文。
カニペーストが乗った麺をよく混ぜてからズズッと啜ると、啜ると同時にカニの風味が口いっぱいに炸裂。
ポキポキな麺の食感も良く、醤油ダレの塩分も絶妙。
半分くらいスープにつけて食べる予定でしたが、気づいたらなくなっているほど美味しかったです。
まとめ
煮干しと豚骨の両方がバランスよく引き立つ濃厚な一杯でした!
『ほん田』イズムを感じるチャーシューが特に絶品だったので、来た際には“特製”か“チャーシュー”を食べて欲しいですね。
次は看板メニューの「豊穣清湯醤油ラーメン」を食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:18分(3回転目だったので通常6分ほど)
お冷:セルフ、冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日オープン時で待ち15名ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、ヘアゴム、荷物入れ
卓上調味料:胡椒、魚粉、昆布酢、一味
タイプ:MIX系
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8