こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回は、銀座駅周辺にある本当に美味しいラーメン店をご紹介します。
※メニューや価格はすべて取材当時のものです。
フレンチの巨匠が手がける圧巻の一杯『銀座 八五』
「味玉中華そば」(950円)
東銀座駅から徒歩5分、銀座駅から徒歩6分くらいのところにある『銀座 八五(はちごう)』。
水道橋『中華そば 勝本』や神保町『つけそば 神田勝本』の3号店にあたり、フレンチの世界で40年にわたって腕をふるってきた松村靖氏が手がける“勝本の集大成”とも言えるラーメン店です。
スープは鶏の旨味と野菜の甘味がブワッと広がるコンソメライクな洋テイスト。
しなやかでコシのある細麺の食感や風味もよく、胡椒のアクセントが効いたチャーシューも必食の逸品で、とてもタレ不使用とは思えない、分厚い旨味と塩味のバランスに驚く一杯です。
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フレンチの名匠が腕を振るうラーメン店『銀座 八五』は鶏と野菜の厚みが異次元。
鶏・蛤・煮干しが複雑に絡み合う『むぎとオリーブ』
「鶏・煮干・蛤トリプルSOBA」(1,000円)
銀座駅徒歩2分くらいのところにある『むぎとオリーブ 銀座本店』。
フレンチ出身の店主が手がける鶏・蛤・煮干しによるトリプルスープのラーメンが人気で、「食べログ百名店」や、ミシュランのビブグルマンにも選ばれた実力のあるラーメン店です。
琥珀色のスープは最初は鶏の甘味、次第に蛤の旨味に移り、最後は煮干しと醤油が余韻を残す複雑な味わい。
ツルパツな麺の食感も楽しく、鶏や蛤を始めとする豪華なトッピングが乗るのもポイントです。
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鶏・蛤・煮干し!一口の間に目まぐるしく変化する多重奏ラーメン銀座『むぎとオリーブ』
サラッとした辛さとコクがやみつきに!『はしご』
「排骨担々麺」(1,000円)
銀座駅から徒歩2分くらいのところにある『支那麺 はしご 本店』。
醤油ベースのサラッとしたスープに芝麻醤などの醬で五味を加えた担々麺(だんだんめん)が人気のお店です。
スープは醤油ベースに芝麻醤や八角などの香辛料が効いた、さっぱりピリ辛でコク深い味わい。
アルデンテでズバッと啜れる麺との相性も良く、肉汁がジュワッと溢れるもっちり排骨も間違いない美味しさです。
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サラッとした辛さとコクがやみつきに!銀座『はしご』の担々麺(だんだんめん)
“美味いまでが速い”濃厚MIX系つけ麺『朧月』
「濃厚つけ麺」(900円)
銀座駅から徒歩2分くらいのところにある『銀座 朧月(おぼろづき)』。
「食べログ百名店」をはじめとする様々な賞を受賞する実力派ラーメン店で、魚介と豚骨のWスープによる濃厚MIX系のつけ麺が人気です。
スープは魚介節のザラっとした旨味と低重心な豚骨がガツンとくるド濃厚テイスト。
歯がズッと沈み込むようなモチモチ食感の麺は小麦の香りも強く、強い旨味のスープにも負けない存在感があります。
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濃厚な旨みが襲いかかる!銀座『朧月』のつけ麺は“美味い”までが速すぎる
“ふぐ”の旨味が力強い高級ラーメン『八代目けいすけ』
「ふぐだし潮らーめん」(1,120円)
銀座駅直通「東急プラザ銀座」地下一階にある『ふぐだし潮 八代目けいすけ 東急プラザ店』。
フレンチや和食を経てラーメン業界へ参入した業界の革命児・竹田敬介氏が手がける人気ラーメングループ【肉そばけいすけ】の系列にあたるラーメン店で、店名通り“ふぐ”をふんだんに使ったラーメンが人気です。
3種のふぐから取ったスープは、舌に触れた瞬間にふぐの旨味が炸裂する力強くも上品な味わい。
チュルンと啜れる麺の喉越しも良く、ブリンブリンなふぐの身も期待を裏切らない美味しさ。
〆のお茶漬けも必須な、“贅の極み”と言うべき銀座らしい一杯です。
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贅の極み!“ふぐ”の旨味が力強すぎる高級ラーメン銀座『八代目けいすけ』
鴨の旨味が殴りかかる濃厚な一杯『九代目けいすけ』
「鴨白湯そば」(1,000円)
銀座駅から徒歩3分くらいのところにある『銀座鴨そば 九代目けいすけ 銀座店』。
先ほどご紹介した『ふぐだし潮 八代目けいすけ』と同じ【肉そばけいすけ】の系列にあたるラーメン店で、こちらは鴨が主役のラーメンが人気です。
スープは鴨特有の旨味と鴨油の甘みがグゥワッと雪崩れ込んでくる超濃厚テイスト。
もっちりとした自家製麺の風味もよく、肉の味が濃い鴨チャーシューも間違いない美味しさです。
もはや海鮮天国『ウミノイロ マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』
「濃厚海老ソバ」(990円)
東銀座駅から徒歩2分、銀座駅から徒歩5分くらいのところにある『ウミノイロ マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』。
店名の通り、マグロの卸業者(株式会社 スズヨシ)が運営する、マグロ丼とラーメンが人気のお店です。
“マグロ卸”とありますがラーメンは海老が主役で、こちらは、舌に触れた瞬間に旨味が炸裂する濃厚スープや殻も食べられるソフトシェルシュリンプなど、海老尽くしな逸品。
そして丼は味の濃い赤身がギッシリで、「流石マグロ卸なだけあるな」と納得できる美味しさです(丼のレポは下の記事からどうぞ)。
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濃厚海老ラーメンもマグロ丼も!東銀座『マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』はもはや海鮮天国だ!
中毒性MAXな濃厚味噌ラーメンの名店『ど・みそ』
「特みそこってりらーめん」(930円)
京橋駅・銀座一丁目駅から徒歩2分、銀座駅から徒歩7分くらいのところにある『東京スタイルみそらーめん ど・みそ 京橋本店』。
全国から厳選してブレンドした5種類の味噌を動物魚介のWスープとMIX。さらにそこに背脂を合わせた濃厚こってりな味噌ラーメンが人気のお店です。
スープは動物系と味噌の低重心な旨味を背脂のこってりさがプッシュするド・濃厚テイスト。
存在感の強いモッチリ太麺とのバランスも良く、口に入れた瞬間トロけるチャーシューも間違いない美味しさ。
気付いたら完飲してしまうほど中毒性の高い一杯です。
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中毒になる覚悟はできたか?ド・濃厚なこってり背脂味噌ラーメン京橋『ど・みそ』
本場・長浜の豚骨ラーメンを銀座で『やまちゃん』
「長浜ラーメン」(700円)
東銀座駅から徒歩1分、銀座駅から4分くらいのところにある『長浜屋台 やまちゃん 銀座店』。
1986年に福岡市中央魚市場横で営業を開始した屋台発祥のラーメン店で、白濁した豚骨スープに細麺の“長浜ラーメン”が人気です。
スープはややオイリーながらもクリーミーで、豚の臭みのない軽やかな味わい。
博多豚骨らしいバリカタな細麺との絡みもよく、チャーシューのワイルドさやチープさも昔っぽさ・本場っぽさを彷彿とさせる良いアクセントになっています。
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本場・長浜の味!万人に愛されるクリーミーな豚骨ラーメン銀座『やまちゃん』
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京都から進出した上品な貝ダシ『麺屋優光』
「淡竹」(850円)
銀座駅から徒歩約4分の『麺屋優光 銀座店(めんやゆうこう)』。
京都・烏丸御池に本店を構える『麺屋優光』の関東初進出店となる、貝ダシを使ったラーメンが人気のお店です。
スープは牡蠣や浅利などの貝ダシがじんわり染みる上品な味わい。
全粒粉入りの麺とのバランスも良く、胡椒がアクセントのレアチャーシューもしっとりで美味しい、繊細な一杯です。
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京都の行列店『麺屋優光』が銀座に上陸!上品な貝ダシが染みる「淡竹」を実食!
花椒のシビれがクセになる『175°DENO担担麺 GINZa』
「汁なし担担麺 すごくシビれる」(900円)
銀座一丁目駅から徒歩1分、銀座駅から徒歩4分くらいのところにある『175°DENO担担麺 GINZa(ひゃくななじゅうごどでのたんたんめん ぎんざ)』
札幌を中心に展開する担担麺の専門店で、本店は「食べログ ラーメン 百名店 EAST 2017」にも選ばれた人気店です。
麺はピロピロでモチッとした平打ちの太縮れで、啜るとスカッと爽快な花椒の香りとシビれが一気に広がります。
“すごくシビれる”はかなりのシビれですが、シビれの中にゴマのコクや甘み、ひき肉の旨味、ナッツとエビの香ばしさがあるので、最初から最後まで飽きずに食べられます。
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【銀座】シビれること雷の如し!花椒の爽快感がヤミツキになる『175°DENO担担麺』
まとめ
今回は、銀座駅周辺の本当に美味しいラーメン店をご紹介しました。
「◯◯がない! やりなおし!」的な意見もあるとは思いますが、「味は良かったけど接客と雰囲気が良くなかった」というお店は除外し、総合的にオススメのお店(人と行くときに使っているお店)を選んだので、ご了承ください。
では、皆様がラーメンタルを満たせるお店と出会えますように!
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過去にあった名店たち
鶏と蜆の旨味に驚愕する一杯『銀座 魄瑛』
「特製つけ麺」(1,500円)
銀座駅、東銀座駅から共に徒歩2分くらいのところにある『銀座 魄瑛(はくえい)』。
【BOND OF HEARTS】の代表で信州ラーメン界のカリスマと呼ばれる塚田兼司氏がプロデュースする、鶏と蜆をふんだんに使ったつけ麺が人気のお店です。
スープは鶏と蜆の旨味が爆発的に押し寄せるインパクト大な味わい。
トリュフ香るツルモチ麺の啜り心地も滑らかで、鴨・和牛・豚のチャーシューも抜かりない美味しさです。
デフォルトで1,500円と少しリッチですが、この一杯の体験価値はそれ以上です。
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高級には理由がある。鶏と蜆の旨味に驚愕するつけ麺『銀座 魄瑛』
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煮干しの旨味を手揉み麺で啜る“ノス”な一杯『べらぼう』
「淡麗煮干(手もみ麺)」(850円)
銀座一丁目駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩6分くらいのところにある『麺や べらぼう』。
元住吉『徳島NOODLEぱどる』出身の店主が営む、“ノスタルジック”がコンセプトの煮干しラーメンが人気のお店です。
この一杯のキモとも言える手揉み麺は、ちゅるんとした滑らかな麺肌で、啜った時に唇に当たるピロピロ感と小麦の風味が心地良い逸品。
その麺が運ぶ煮干しと昆布の沁みる味わいのスープや大判で肉肉しいチャーシューも美味しく、良い意味で銀座離れした“ノスさ”(懐かしさ)を感じる一杯です。
※飯田橋に移転しました。
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煮干しの旨味が郷愁を誘う。手揉み麺で食べるノスな中華そば『べらぼう』銀座
“酒粕”が決め手!独特な上品さのある一杯『風見』
「酒粕濃厚そば」(1,100円)
銀座駅から徒歩3分くらいのところにある『銀座 風見(ぎんざ かざみ)』。
スープに“酒粕”を使った変わり種のラーメンが人気のお店です。
スープは動物系の濃厚さに酒粕特有の甘い香りがぷわ〜っと広がる独特な味わい。
プリもちな麺の絡みもよく、和を感じさせる“栃尾揚げ”などのトッピングの使い方も面白い一杯です。
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賛否両論?銀座『風見』のラーメンは“酒粕”を使った独特で上品な和の味わい。
柚子香る上品な“和風ラーメン”『ひょっとこ』
「和風柚子柳麺」(760円)
銀座駅から徒歩3分くらいのところにある『麺屋 ひょっとこ 銀座店』。
交通会館の地下にある『麺屋 ひょっとこ』の系列にあたる、柚子が香る和風ダシの“柳麺”(ラーメン)が人気のお店です。
スープは魚介の綺麗なお出汁に柚子の爽やかさが花開く上品な味わい。
同じく上品な風味が広がる細麺の啜り心地もよく、存在感抜群なトロホロチャーシューも必食の逸品です。
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名店は路地裏に。柚子香る上品な“和ラー”銀座『麺屋 ひょっとこ』