高級には理由がある。鶏と蜆の旨味に驚愕するつけ麺『銀座 魄瑛』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、一言で言うなら“銀座にある銀座らしいラーメン店”。
と言われてもザックリしすぎだと思うのでもう少し説明すると、“鶏と蜆(しじみ)をふんだんに使った少しリッチなつけ麺を、シックな雰囲気の店内でゆっくりといただく”と言った感じのラーメン店。

……と言われてもよくわからないと思うので、さっそく本題に入りましょう。

ヒビ機
我ながら酷い入り方だ

鶏と蜆が主役の銀座らしいつけ麺を食べに『銀座 魄瑛』へ

外観

東銀座駅から徒歩2分くらいのところにある『銀座 魄瑛(はくえい)』。

2018年5月28日オープン(2020年8月に同ビル地下1階に移転)。
【BOND OF HEARTS】の代表で信州ラーメン界のカリスマと呼ばれる塚田兼司氏がプロデュースする、鶏と蜆をふんだんに使ったつけ麺が人気のお店です。

ちなみに、お店の入り口は写真の右側の小さな暖簾の先です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「特製つけ麺」と「特製ラーメン」の2本で、その他上位互換となるメニューやドリンクと言ったラインナップです(“特製”が他のお店でのデフォルトかと思われます)。

今回は、看板メニューの「特製つけ麺」をポチり。

食前スープ

食前スープをいただきながら到着を待ちます。

ヒビ機
この時点でおもてなし感がすごいな

鶏のふくよかな香りと共に「特製つけ麺」が到着!

特製つけ麺

待つこと数分。芳醇な鶏の香りと共に「特製つけ麺」(1,500円)が到着。

黄金色に輝く鶏蜆スープの隣には、3種類のチャーシューと蜆クリームが添えられた麺が。
黒い器に金色のスープというのがまた高級感があっていいですね。

スープは鶏と蜆の旨味が押し寄せるパンチのある味わい!

スープ

まずはスープから一口。

うおぉ……! 旨味の圧すっげぇ……!

スープを口に含んだ瞬間、ぽてっと分厚い鶏の旨味と蜆の旨味がグワッと押し寄せてきました。
つけ麺用にチューニングされているので塩分もかなり強めですが、その塩分に負けないくらい旨味の圧が強いです。

ヒビ機
なんというかすげぇリッチな味だな
麺

麺は平たい中太ストレート。
滑らかな麺肌ですがスープの絡みはよく、小麦の風味もしっかり感じられます。

またトリュフオイルが絡んでいるのか、啜った瞬間、スープの旨味に乗るようにキノコの香りがブワッと広がります。

しじみのムース

蜆のムースは、スープや麺の尖った部分をクリーミーさで丸める味変に。

ヒビ機
徐々に味変されるから後半(旨味が強すぎて)バテなくていいな

低温調理のチャーシューも肉の旨味が強くて美味い!

チャーシュー

3種類のチャーシューは左から順に、ローストポーク、ローストビーフ、鴨という顔ぶれ。
どれも低温調理だと思われますが、嫌なレア味はなく、肉本来の旨味がギュギュッと詰まった逸品です。

最後はスープ割りでサラッと〆るべし!

スープ割り

最後はスープ割りで〆。
タイミングを見て店員さんが勧めてくれます。

割りスープは魚介節と昆布の合わせダシあたりでしょうか。
シャープな塩味とインパクトのあった蜆が後ろに引き、和ダシと鶏の旨味がじわじわ染みる味わいに変化しました。

ヒビ機
割りでしみじみ〆るのがいいね

まとめ

鶏と蜆の強烈な旨みに圧倒される、“銀座らしい”リッチなつけ麺でした!

デフォルトで1,500円というのは中々ハードルが高いかもしれませんが、この味にはそのくらい、いや、それ以上の価値はあるかと思います。
ちょっと贅沢したくなったら、今度はラーメンを食べにこようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:つけ麺の適温
提供時間:9分(遅め)
お冷:ペットボトルの水をくれる
店内温度:適温
混雑具合:平日12時半で待ち時間なし
備品:荷物入れ、おしぼり
卓上調味料:なし

タイプ:つけ麺
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆8

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