こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、フレンチ出身の店主が手がける鶏・蛤・煮干しによるトリプルスープのラーメンが楽しめるお店。
鶏も蛤も煮干しもそれ一つで成立する食材ですが、それらが融合したスープはどんな味がするのか。さっそく食べに行ってきました。
鶏・蛤・煮干しのラーメンを食べに『むぎとオリーブ』へ
銀座駅A4出口から徒歩2分くらいのところにある『むぎとオリーブ』。
2014年2月オープン。
フレンチ出身の店主が手がける鶏・蛤・煮干しによるトリプルスープのラーメンが人気で、「食べログ百名店」や、過去にはミシュランのビブグルマンにも選ばれた実力のあるラーメン店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「鶏SOBA」「蛤SOBA」「鶏・煮干・蛤トリプルSOBA」「濃厚卵のまぜSOBA」「鶏・蛤のつけ麺」の5本で、その他ごはんものやドリンクといったラインナップです。
今回はお目当ての「鶏・煮干・蛤トリプルSOBA」をポチり。
豪華な見た目の「鶏・煮干・蛤トリプルSOBA」が到着!
待つこと数分。フレッシュな醤油の香りと共に「鶏・煮干・蛤トリプルSOBA」(1,000円)が到着。
少し濁りのある琥珀色のスープに細麺が泳ぎ、鶏チャーシュー、蛤、長芋、オリーブオイルで素揚げした結いなると、のり、三つ葉、ネギなどがトッピングされています。
特製ではないデフォルトメニューですが、トッピングがかなり豪華ですね。
スープは香りや味が次々と入れ替わる多重奏テイスト!
まずはスープから一口。
うおっ! これは複雑だぞ……‼︎
スープを口に含むと、まずは鶏油由来と思われる鶏の甘みが、そして直後に蛤の磯の香りがブワッと広がり、最後にクリアな煮干しの旨味とフレッシュな醤油の塩味が残りました。
色々な食材が入っているのでもっと分かりにくいかと思いきや、味が入れ替わるようなイメージなのでそれぞれがちゃんと分かりますね。
麺は麺屋棣鄂(ていがく)製の角のある細ストレート。
パツパツとした歯切れの良さとザラッとした麺肌が特徴で、噛んだ時の小麦の広がりが豊かな麺です。
今回のトッピングはやや下ブレ気味だったかもしれない。
鶏チャーシューは低温調理されたもの。
やや水分は失われているものの臭みはなく、鶏の旨みがギュッと詰まっています。
こちらは三重県桑名産の蛤。
プリッとした感じや蛤の旨味は想像より控えめでしたが、貝が入っているというビジュアルはいいですね。
まとめ
鶏・蛤・煮干しの旨味が入れ替わる、複雑で多重奏なラーメンでした!
スープと麺のバランスが良かっただけにトッピングが気になったものの、ミシュラン掲載歴があるのでたまにある下ブレですかね。
マイナス点はあれど、一口の間で目まぐるしく変化するこのスープは一度味わう価値アリだと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日13時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、おしぼり、紙エプロン
卓上調味料:胡椒、オリーブオイル
タイプ:醤油
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆7