こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年1月にオープンした、“羊100%の札幌味噌ラーメン”なる謳い文句を掲げるラーメン店。
羊のラーメンと言えば後楽園『MENSHO TOKYO』のラム豚骨(リンク先はラムのまぜそば)や神保町『人と羊』の羊清湯など様々な種類を食べてきましたが、羊と味噌、しかも札幌味噌ラーメン仕立ては初。
となればラム好き&新店好きとしては行かないわけにはいかないだろうと言う事で早速、未知なるラム味噌ラーメンを食べに行ってきました。
羊100%の札幌味噌ラーメンを食べに『ひつじの木』へ
大森駅から徒歩2分くらいのところにある『札幌味噌らーめん ひつじの木 大森本店』。
2021年1月14日オープン。
冒頭でも触れましたが、羊100%のスープをベースに3種類の味噌を合わせた札幌味噌ベースのラーメンが人気のお店です。
余談ですが、『野郎ラーメン』『156』『しょうがの湯』などを運営する【フードリヴァンプ】の新業態とのこと。
メニューはこんな感じ。
画面は「熟成白味噌らーめん」ですが、基本はこちらに「熟成辛味噌らーめん」を合わせた2本で、この画面では主にトッピングを選択。
今回は1,590円という攻めの値段に怯みつつも、左下で白飛びしまくっている「特製味噌らーめん」をポチり。
次の画面ではご飯ものやドリンクが出てきますが、残念ながらドリンク以外は売り切れ(ほぼ朝一だったので準備中?)。
並盛を発券し、ラムの香りが充満する店内で到着を待ちます。
羊と味噌の良い香りと共に「特製味噌らーめん」が到着!
待つこと数分。羊と味噌の独特な良い香りと共に「特製味噌らーめん」(1,590円)が到着。
パッと見はオーソドックスな豚骨に見えるスープに札幌味噌ライクな縮れ麺が泳ぎ、羊のスペアリブ、炒め野菜、ほぐし羊(?)、煮卵などがトッピングされています。
スープは羊の香りと味噌の旨味がマッチしたクセになる味わい!
まずはスープから一口。
ひつじ、ヒツジ、羊ィ‼︎
スープを口に含んだ瞬間、羊特有のあの香りがブワッと抜けました。
香りは完全に羊優勢ですが、味は動物系のコッテリとした旨みと白味噌ベースの甘みを感じますね。
スープ自体サラサラしていることもあってか、重さはライトとミドルの中間くらい。
これはうメェ……失礼。これは美味しい。
麺は札幌味噌ライクな中太縮れの玉子麺。
プリッとした歯応えと啜った時の跳ねが心地よく、小麦の甘味もしっかり感じられる麺です。
スペアリブやジンギスカン的なトッピングも個性的で美味い!
こちらは羊のスペアリブ。説明によると炭火で吊るし焼きしたものとのこと。
炭火っぽさは感じられませんでしたが、肉質は柔らかく、羊の旨みがギュッと詰まった逸品です。
炒め野菜はキャベツ、もやし、玉ねぎ、羊肉というジンギスカンっぽい構成。
胡椒やクミンがかかっているためかスパイシーな旨味があり、このスパイス感が甘めなスープをピリッと引き締めるアクセントにもなっています。
煮卵は最近では中々見かけなくなったハードボイルドタイプ。
半熟タイプだと(丼全体を見た時に)甘さがクドくなってしまうための調整でしょうか。だとしたらこのタイプで正解ですね。
まとめ
羊香る味噌スープに羊尽くしなトッピングという、個性的かつアリな味噌ラーメンでした!
羊特有の香り(悪く言うと羊臭さ)は冒頭で挙げた2店舗よりありますが、羊が好きで羊ラーメンをわざわざ食べに来るような人にとってはむしろアドバンテージですね(?)。
トッピングのスパイス感で辛味噌も美味いだろうと確信したので、次来た時に食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:13分(遅め・通常1回転は6〜7分くらい)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙ナプキン、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、一味、山椒、ラー油