こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、都内の濃厚煮干しブームの火付け役でミシュラン掲載歴もある王子神谷の名店『中華そば屋 伊藤』の支店『自家製麺 伊藤』。
『自家製麺 伊藤』自体は浅草店に行ったことがあるので初ではないですが、そこで食べたのは“自家製麺”を冠する伊藤にしかない「比内鶏そば」。
まだ“自家製麺”の方のメイン(「中華そば」)を食べてないなということで、食べに行ってきました。
煮干し全開の“中華そば”を食べに『自家製麺 伊藤』へ
神田駅から徒歩2分くらいのところにある『自家製麺 伊藤 神田駅前店』。
2020年9月14日オープン。
王子神谷『中華そば屋 伊藤』の息子さんが営む、煮干しの旨味が凝縮されたラーメンが人気のお店です。
ちなみに、このほか赤羽(本店)・銀座にも店舗があります(以前訪れた浅草店は現在閉店。2021年に神田に移転するみたいな話があったので、前倒しですがここが移転先の可能性も)。
メニューはこんな感じ。
基本は「肉そば」「中華そば」「比内鶏肉そば」「比内鶏そば」「つけそば」「煮干し豚骨つけそば」ほ6本で、その他トッピングやご飯ものといったラインナップです。
神田店にしかない「煮干し豚骨つけそば」も気になるところですが、今回は「肉そば 小(焼豚4枚)」をポチり。
煮干しの芳醇な香りと共に「肉そば」が到着!
待つこと数分。煮干しの芳醇な香りと共に「肉そば 小(焼豚4枚)」(800円)が到着。
少し泡立った濁りのあるスープに細麺が泳ぎ、焼豚、ネギがトッピングされています。
スープが少ないように見えますが、これは「九十九里産の最高級の煮干しスープを極力飲み干していただきたい&コストが非常にかかっているため」とのこと。
スープは旨味・苦味・塩味のバランスが絶妙な染みる味わい!
まずはスープから一口。
んんんん……! 染みるねぇ……!
スープを口に含むと、煮干しの旨味、適度な苦味、ほのかな酸味、それらを引き立てる醤油の塩味がじわりじわりと染み渡りました。
煮干しを使った醤油ラーメンよりは強いけど、セメント系ほど攻撃的ではない、絶妙な“シブさ”がありますね。
ポツポツと歯切れのいい麺も風味豊かで美味い!
麺は自家製の角あり細ストレート。
硬めに茹で加減によるポツポツとした食感が心地よく、噛んだ時に広がる小麦の風味も豊かです。
焼豚は口に入れるとホロッと崩れる柔らかい肉質。
肉の旨味と脂の甘味のバランスが良く、苦味のある煮干しスープに対していいアクセントになっています。
まとめ
煮干しの旨味・苦味・酸味・塩味がじわじわ染みる、いぶし銀な一杯でした!
なんと言いますか、“しっかり煮干しだけど押し付けがましくない感じ”が良いですね。
次はここにしかない「煮干し豚骨つけそば」を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日17時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:胡椒、一味
タイプ:ニボニボ系
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8