“元二郎”にして日本一シンプルな名前の『ラーメン 神田店』その実力や如何に?

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、“元二郎”にして日本で一番名前が覚えやすいであろうラーメン店『ラーメン』。

元二郎とはどういうことなのか。なぜ『ラーメン』というシンプルすぎる店名なのか。
数年前からの疑問を解決すべく(?)、早速食べに行ってきました。

ヒビ機
疑問マシマシだな

“元二郎”『ラーメン 神田店』へ

外観

三越前駅・新日本橋駅から徒歩約1分、神田駅から徒歩約4分の『ラーメン 神田店』。

1998年4月15日オープン(諸説あり)。
かつて【有限会社ジローフードシステム】が経営していた『ラーメン二郎 神田店』が、2003年に“ラーメン二郎”が商標登録されたことを機に店名を変更。

ラーメン好きの間では“フーズ系”とも呼ばれる、二郎系のラーメン店です。

看板

(店名変更して10年以上経った現在も看板には『ラーメン二郎 神田店』の面影が。)

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「ラーメン(普通盛と大盛)」と「つけ麺」の2本で、その他トッピング違いや単品、ドリンクと言ったラインナップです。

今回は、オーソドックスな「普通盛」をポチり。

トッピングメニュー

食券を渡すタイミングで訊かれるトッピングメニュー(コール)は、“やさいにんにく”でお願いしました。

ヒビ機
一般的な二郎系より早いタイミングで訊かれるから準備しておくといいよ

豚骨とニンニクのいい香りと共に「普通盛」が到着!

普通盛

待つこと数分。豚骨とニンニクのいい香りと共に「普通盛」(700円)の“やさいにんにく”が到着。

細かい背脂が浮かぶ醤油スープに中太麺が泳ぎ、チャーシュー、やさい、にんにくがトッピングされています。

やさいはマシにしても優しめな量ですね。

スープは豚骨のダシと醤油のキレを感じる中毒性のある味わい!

スープ

まずはスープから一口。

こういうのでいいんだよ……!

非乳化系なスープを口に含んだ瞬間、ダシ感の強い豚骨の旨味とキレのある醤油、細かい背脂の甘みと業務用おろしニンニクの独特な香りが押し寄せてきました。

二郎的と言えば二郎的ですが、どちらかと言えば『ホープ軒』や『ホープ軒本舗』的な“昔の背脂チャッチャ系”っぽい美味しさですかね。
良い意味でチープな感じがやみつきになります。

麺は二郎系にしては細めだが、これはこれで“味”がある。

麺

麺は角のある中太ストレート。

二郎系にしては珍しく細身ですが、ささやかに歯を跳ね返す食感や素朴な小麦の甘みが昔っぽい、“味”のある麺です。

ヒビ機
これはこれでアリだな
チャーシュー

チャーシューはかわいいサイズの煮豚タイプ。
やや強めに効いたタレのしょっぱさが良いアクセントになっています。

やさい

やさいはしっかり茹でられたクタタイプ。

よく茹でられているからかスープとの馴染みが非常によく、ほのかに感じる匂いすらも“味”に思える素朴な一品です。

ヒビ機
言葉にできない良さがあるんだよな

まとめ

昔っぽいチープな味がやみつきになる一杯でした!

一般的な二郎系の「うおお! こってり! また食いてぇ!」な中毒性ではなく、「これでいいのよこれで……」な中毒性なのがいいですね(?)。
周期的に食べたくなるラーメンだと思うので、また食べにくることでしょう。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:土曜の13時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、一味

タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8

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