こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、武蔵小山エリアの人気店『ラーメン家 がんくろ』。
こちらは駒沢大学の名店【せたが屋】グループ初となる家系ラーメン店とのこと。
そんなお店と聞いたら行かないわけにはいかないということで、せたが屋イズムを感じる家系を食べに行ってきました。
せたが屋ブランドの家系『がんくろ』へ
武蔵小山駅から徒歩約4分の『ラーメン家 がんくろ』。
2022年9月7日オープン。
駒沢大学の名店【せたが屋】グループのひとつで、“ゲンコツのみで炊き上げたパイタンスープに、ロース骨と鶏ガラを時間差で大量投入し、旨味とコクを重ねていく独自製法のスープ”を使った家系ラーメンが人気です。
ちなみに店名は「コロナ禍で赤字続きでも、“がん”ばって“くろ”字にしよう」という思いから。
さらに余談ですが、看板の「がんくろ」と「ラーメン家」は発注ミスで上下が逆になってしまったそう。
メニューはこんな感じ。
基本は「ラーメン」「塩ラーメン」「辛まぜそば」の3本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は、看板の「ラーメン」をポチり。
食券回収時に麺の硬さの好みだけ訊かれたので、“ふつう”でお願いしました(味の濃さは卓上のカエシで調整。油少なめの注文は通る模様)。
すこし見にくいですが、スープは営業終了に向けてキレ→コク→濃厚へと変化するみたいです。
豚骨醤油の香りと共に「ラーメン」が到着!
待つこと数分。豚骨醤油の良い香りと共に「ラーメン」(850円)の“ふつう”が到着。
鶏油が浮かぶ茶色いスープに中太麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、ほうれん草、海苔、ネギがトッピングされています。
スープは豚骨・醤油・鶏油がそれぞれ立つキレのある味わい!
まずはスープから一口。
お〜! キレてんねぇ〜!(?)
スープを口に含むと、力強い豚骨の旨味、キレのある醤油の塩味、ぽってりとした鶏油の甘みがそれぞれ別軸で押し寄せてきました。
とはいえバラバラなのではなく、言葉を選ばず言うなら「まだ繋がりきってないからそれぞれを認識できる」といったところでしょうか。
弾力強めの中太麺もスープによく合っていて美味い!
麺は自家製(「コナノチカラ製麺所」)の角あり中太ストレート。
一般的な家系の麺より厚みがある分、噛んだ時の弾力も強め。
小麦の香り立ちもよく、濃厚なスープとのバランスもいいですね。
チャーシューはバラ(左)とモモ(右)の焼豚タイプ。
どちらも醤油ダレが程よく染みていて、バラは濃厚な脂の甘みが、モモは歯応えと肉の旨味が楽しめる逸品です。
まとめ
豚骨・醤油・鶏油が別軸で押し寄せる、キレを感じる一杯でした!
どのお店も時間経過と共に少しずつ味が変わるのは当たり前ですが、あらためて意識して食べると面白いですね。
次は濃厚に寄る閉店間際を狙って食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、荷物かけ、アルコール消毒液
卓上調味料:酢、カエシ、胡椒、唐辛子チップ、にんにく、辛みそ、生姜
タイプ:家系
エリア:東急沿線(中目黒 / 祐天寺 / 自由が丘)
推し麺度:☆8
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