こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2023年6月に新日本橋に誕生したラーメン店『日本橋 らぁ麺 めだか堂』。
こちらは神奈川・戸塚の名店『支那そばや』がプロデュースするお店で、発酵の残った生の醤油と“もろみ”(醤油の原料が発酵してできる柔らかい固形物)を使ったラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、『支那そばや』イズムを感じる一杯を食べに行ってきました。
支那そばやプロデュースの一杯を食べに『めだか堂』へ
新日本橋駅、神田駅から徒歩約3分の『日本橋 らぁ麺 めだか堂』。
2023年6月18日オープン。
“ラーメンの鬼”で知られる佐野 実さんの名店『支那そばや』がプロデュースする、発酵の残った生の醤油と“もろみ”を使ったラーメン・つけ麺が人気のお店です。
ちなみに、店名の“めだか”は“めん・だし・かえし”の3つのこだわりの頭文字から取ったとか。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油らぁ麺」と「醤油つけそば」の2本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は、看板の「醤油らぁ麺」をポチり。
鶏と醤油の香りと共に「醤油らぁ麺」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「醤油らぁ麺」(1,000円)が到着。
深い琥珀色をしたスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギなどがトッピングされています。
スープは鶏醤油にもろみや酒粕の甘みが乗る複雑な味わい!
まずはスープから一口。
あぁ〜、支那そばや〜!(?)
スープを口に含んだ瞬間、まずは丸鶏のふくよかな旨味甘みと醤油の香りが広がりました。
そしてその後を追うように、今度は蛤の旨味と酒粕・もろみの独特な甘みが。
最初のうちは「『支那そばや』の味だな」という印象ですが、こちらの特徴とも言えるもろみが顔を出すと『めだか堂』の味になりますね。
麺は『支那そばや』と共同開発した角あり細ストレート。
しなやか・ツルツルとした麺肌で啜り心地が良く、噛んだ時の小麦の風味も豊か。
麺に関しては『支那そばや』の繊細さが色濃く出ています。
肉の旨味が強い大判チャーシューも美味い!
チャーシューは低温調理と思われる肩ロース。
カット位置の関係でほんの少しだけレア味(血っぽさ)が強めでしたが、肉の旨味と香辛料のほのかな香りが口いっぱいに広がる逸品です。
まとめ
『支那そばや』の繊細さと“もろみ”のオリジナリティを感じる、洗練された一杯でした!
鶏と醤油がメインの構成は令和のまたおま系と言っても過言ではないくらい増えてきましたが、この“もろみの甘み”は武器になりますね。
「醤油つけそば」も気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、アルコール消毒液
卓上調味料:なし