こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、神奈川・横浜エリアの人気店『らーめん いのうえ』。
2014年4月にオープンしたこちらは、駅から離れた住宅街という立地にも関わらず行列の絶えないお店で、煮干しを全面に出したラーメンが人気とのこと。
個人的な話ですが、少し前から宿題店を古い順から回るのにハマっていて(?)、こちらもそろそろ行こうとなったので、食べに行ってきました。
濃厚煮干しを食べに『いのうえ』へ
尻手駅から徒歩約11分の『らーめん いのうえ』。
2014年4月8日オープン。
煮干しを全面に出した濃厚なラーメンが人気のお店です。
今ほどSNSが発達していない時代のオープンなので、あまり情報は見つけられませんでしたが、看板の「家庭の味 いのうえ」は店主のご両親から店を受け継いだ時の名残だとか。
メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」「赤らーめん」と限定の3本で、その他トッピングや替玉といったラインナップです。
今回は、看板の「らーめん」と「替玉(味付)」をポチり。
※2024年4月9日から全メニュー10円値上げとのこと。
煮干しのいい香りと共に「らーめん」が到着!
待つこと数分。煮干しのいい香りと共に「らーめん」(990円)が到着。
見るからに濃厚そうなセメント色のスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、玉ねぎ、海苔がトッピングされています。
スープは煮干しの旨味と鶏の甘みを感じる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
おぉ…ニボいのにまろやか…!
スープを口に含んだ瞬間、まずは煮干しの旨味がグッと押し寄せてきました。
そしてその後からやってくるのは、味の低域を担う鶏のまろやかな甘み。
煮干しの苦味やエグ味は抑えめなので、この見た目ですが、ある意味“家庭の味”な優しさや温かさがありますね。
麺は角のある細ストレート。
細麺ながら粘りのあるコシで、噛めば噛むほど小麦の粉の風味が広がります。
チャーシューは七輪で焼かれた煮豚バラ。
タレは豚の旨味を立たせる控えめな効きで、嫌味のない焼き目の香ばしさと肉の旨味が口いっぱいに広がる逸品です。
魚粉の効いた「替玉(味付)」もマストな一杯だ!
麺を食べ終えるタイミングで「替玉(味付)」(290円)も注文。
構成としては、麺、魚粉(煮干粉)、香味油、醤油ダレ、フライドオニオン、コロチャー、玉ねぎですかね。
魚粉の乾いた旨味、ぽってりとした油の甘み、醤油の塩味、フライドオニオンの甘香ばしさがガツンとくるジャンキーな味わいで、そのまま食べてもスープに食べても良しな一杯です。
まとめ
煮干しの旨味と鶏の甘みがグッとくる、まろやか濃厚な一杯でした!
苦味エグ味を全面に出した凶悪な煮干しも良いですが、こういう温かみのある(?)一杯も良いですね。
赤や限定も気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時15分で待ち1名。オープン時約10名
備品:紙ナプキン、つまようじ、アルコール消毒液
卓上調味料:酢、胡椒