こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、池袋で人気のラーメン店『環七土佐っ子ラーメン』。
こちらは1980年代に環七沿いで起こった“環七ラーメン戦争”の火付け役とも言われる伝説的なお店で、仕上げに大量の背脂をかける“背脂チャッチャ系”のラーメンが人気。
そこそこラーメンを食べている身なので名前は知っていましたが、そういえばまだ食べたことないなということで食べに行ってきました。
背脂チャッチャ系を食べに『環七土佐っ子ラーメン』へ
池袋駅から徒歩約5分の『環七土佐っ子ラーメン 池袋店』。
オープン時期不明。
1963年に『ホープ軒本舗』が貸していた屋台から始まった、豚骨醤油ベースに背脂を大量にかけた“背脂チャッチャ系”のラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は麺類・ご飯類・一品料理の3本柱で、その他おつまみや飲み物といったラインナップです。
今回はランチの「マル得Aセット」を注文。
申告すれば背脂増量もできるみたいですが、特に何も言わずに(普通で)お願いしました。
背脂が大量にかかった「マル得Aセット」が到着!
待つこと数分。豚骨醤油の良い香りと共に「マル得Aセット」(850円)が到着。
「土佐っ子ラーメン」(単品850円)
“背脂チャッチャ系”の名に恥じない大量の背脂がかけられたスープに中細麺が泳ぎ、チャーシュー、玉子、メンマ、ネギなどがトッピングされています。
スープは背脂の甘みとガラの旨味を感じる素朴な味わい。
まずはスープから一口。
んん……?
スープを口に含んだ瞬間、まずは背脂のほのかな甘みが広がりました。
その後からガラっぽい旨味や醤油の塩味が追いかけてきますが、なんとなく薄くて水っぽい気も。
「昔ながらの素朴さ」とも表現できるかもしれませんが、個人的にはもう少しキャッチーさが欲しいですね。
麺は「つるや製麺」製の角あり中細ストレート。
ムニッとした柔らかめの茹で加減がノスタルジックさを演出しています。
チャーシューや玉子も素朴な美味しさです。
セットの「半チャーハン」も素朴な美味しさ。
こちらはセットの「半チャーハン」(単品400円)。
食べた瞬間にラードの香ばしさがふんわりと広がる、これまた素朴な美味しさです。
まとめ
今のラーメンに食べ慣れていると少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ラーメン史の勉強(?)にはなりましたね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:つまようじ、アルコール消毒液
卓上調味料:塩、胡椒、ラー油、酢、醤油、カエシ
タイプ:醤油
エリア:池袋 / 高田馬場 / 早稲田
推し麺度:☆6