今まで何度か『麺屋武蔵』には足を運んでいますが、チーズをバカみたいにかけた限定メニューやらチョコを使った甘~いつけ麺やらで、まともな通常メニューを全然食べてないんですよ。
4月には『麺屋武蔵』の社長に同行して静岡の山奥までラーメン作りに行ったりしているのにこれは失礼にあたるんじゃないか?
そう思ったわけです。
なので今回は、原点回帰(?)として“通常メニュー”を食べに行ってきました。
専用焼き機でカリッと焼き上げる“蒲焼きチャーシュー”が決め手の『麺屋武蔵 神山』にやってきた。
神田駅から徒歩1分くらいのところにある『麺屋武蔵 神山(かんざん)』。
『麺屋武蔵』といえば、店舗ごとに“ここだけの味”としてベーコンが乗ったりソーセージが乗ったりしますが、ここ『麺屋武蔵 神山』の特徴は“蒲焼きチャーシュー”。
豚バラ肉を長時間蒸して余分な油を落とし、その後タレに浸け、サラマンダーという焼き機で表面をカリッと焼き上げた“蒲焼きチャーシュー”。
字面だけでももう美味しそうじゃないですか。
さっそく店内に入っていきましょう。
店内に入ると券売機がお出迎え。
メニュー写真がちゃんとボタンにあるって地味に嬉しいですよね。
さっそく「神山ら~麺」でも……って、ん~~~~?????
ん~~~~~~~~ポチコリ~~~~~~!!!!!!!!
待つこと数分。なんかエゲツない「神山一本焼豚麺」が到着。
席について待つこと数分。
何やらエゲツない事になっている丼ぶりを持った店員さんの「お待たせしましたー!」という元気な声と共に「神山一本焼豚麺」(2,050円)が到着。
………………。
バーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
隣で勢いよくつけ麺を啜っていたサラリーマンから音が消えました。
無理もない。
なんだこのデカさ……!20センチは軽く超えてるぞ……!
二十数年間箸という道具を使って食事をしてきましたが、1,2を争うほどの重さです。
それにしてもデカすぎる……!
目測ですが、20センチは軽く超えています……!
脂の面はこんな感じ。
タレをしっかり吸い込んだ脂がてらてらと艶めかしく輝いているじゃないですか……!
しかも焼きたての証拠に下の方は油の泡ができています。
……さて、容赦なく香ばしい香りが漂ってきたのでそろそろ攻めていきましょう。
ガブッと一口……。大きさからは想像できないくらい柔らかいしタレが染みてて美味い!
肉の端をガブッと豪快に一口。
厚さも5センチくらいあるはずなのに、肉の繊維がサクッと噛み切れるほどの柔らかさ。
噛むと甘じょっぱいタレと肉汁が口いっぱいにジュワッと広がり、噛む度に口福度が上昇していきます。
グリルしてあるだけあって表面はカリッと香ばしく、トロトロの脂とのコントラストが堪らない……!
「神山一本焼豚麺」用のタレも付いてくる。生姜が効いててさっぱりするぞ!
「神山一本焼豚麺」には、専用のタレが付いてきます。
半分くらい食べたところで脳が冷静さを取り戻し、脂の重さに気づき始めたので味チェンしてみます。
タレは生姜の効いた甘じょっぱい味。
脂の重さが生姜の爽やかさで打ち消されるのでこれは嬉しいです。
スープは魚介×動物のWスープ。『麺屋武蔵』らしくインパクトのある味わいだ!
蒲焼きチャーシューに大部分を持って行かれましたが、そろそろラーメンを食べていきましょう。
スープは少しトロっとした魚介×動物のWスープ。
『麺屋武蔵』らしく魚介のインパクトはありますが、他の店舗と比べるとややあっさりめでしょうか。
嫌な魚粉っぽさはありません。
プリッ!モチッ!とした中太麺。小麦の甘みもしっかり感じられて美味い!
麺はプリッとした麺肌で少しウェーブがかった中太麺。
歯が沈み込むようなもっちりとした食感で、小麦の甘みがしっかり感じられます。
このもっちりとした麺とインパクトのあるWスープこそ『麺屋武蔵』の強みだと思います。
まとめ
ド迫力の蒲焼きチャーシューをインパクトのあるラーメンが支える『麺屋武蔵』らしいラーメンでした!
やっと『麺屋武蔵』で“通常メニュー”を食べられました。
なので今度は“普通のメニュー”を食べに行こうと思います。
ちなみにこの「神山一本焼豚麺」、相当ボリューミーなので食べる際は覚悟した方がいいです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
『麺屋武蔵』のヤバい限定はYouTubeでも観れます!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、温くなく
提供時間:4分(早め)
お冷:2杯目セルフ。冷たい
店内温度:涼しい
混雑具合:平日12時で待ち6名。5分ほどで着席
備品:つまようじ・ティッシュ
卓上調味料:胡椒・香味唐辛子
タイプ:MIX系
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8