こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、動物系の白湯と煮干しを合わせた、いわゆるニボニボ系の濃厚ラーメン。
一般的なニボニボ系のラーメンは煮干しをメインに出して鶏白湯で支えることが多いですが、今回のお店は煮干しとドロ豚骨を融合させたド濃厚な一杯。
字面からしてもう美味しいですが、念のため食べに行ってきました。
煮干しと豚骨を合わせたド濃厚ラーメンを食べに『青樹』へ
立川駅から徒歩7分くらいのところにある『煮干しらーめん 青樹』。
2010年10月オープン。
様々な有名ラーメン店で修行した店主が、生まれ育った福岡の九州豚骨と上京した時に初めて食べて衝撃を受けた東京煮干を融合させた、ド濃厚なラーメンが人気のお店です。
最初は駅の南にある『らーめんたま館』で一年間の期間限定で『煮干し青樹』をオープン。
期間限定だったこともあり、インパクト重視で濃厚さに振り切ったラーメンを提供していたところ、思いの外評判が良く今日の「こってり煮干しらーめん」が誕生したんだとか。
メニューはこんな感じ。
豚骨煮干を中心とした様々なラインナップですね。
今回は「こってり煮干しらーめん」をポチり、食べログのクーポンで「味玉」をつけてもらいました。
メニューはこちらの方が見やすいですね。
11時〜18時は辛子高菜、18時〜なくなるまで辛もやし、さらに平日の14時までは白ご飯がサービスとのこと。
ちょっとつまんでみましたが、ラー油が効いていてしっかり辛かったです。
豚骨&煮干臭が食欲を刺激する「こってり煮干しらーめん」が到着!
待つこと数分。豚骨臭と煮干臭と共に「こってり煮干しらーめん」(800円)の「味玉」(クーポンで0円)トッピングが到着。
見るからに濃厚そうなスープに中太麺が泳ぎ、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギがトッピングされています。
スープは低重心な豚骨と煮干しが効いたド濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
あー! これは濃いわ美味いわ!
スープを口に含んだ瞬間にまず感じたのは、インパクトのある煮干しの旨味。
その直後にどっしりとした重心低めの豚骨の旨味と甘みがブワッと広がりました。
ザラザラ、ドロドロとした舌触りからも豚骨自体がハードコア系なのが分かり、煮干しがなくても成立しそうなほどの濃度ですが、そこに煮干しが加わることによってド濃厚な味わいに仕上がっています。
スープに負けないもっちり食感の麺も美味い!
麺は三河屋製麺製と思われる中太ストレート。
もっちりとした食感で小麦の甘みもしっかり広がる麺は、スープの濃厚さにも負けていません。
スープがもっと煮干しに寄っていたらニボニボ系の王道である細ストレートが合いそうですが、このスープは豚骨も前に出ているのでこの太さがよく合っていますね。
チャーシューは薄切りで大判サイズ。
やや豚のクセが見受けられましたが、気にならないくらいなので旨味としてカウントできそうな感じ。タレと肉の旨味が詰まっていました。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
中まで味がしっかり染みていて、かつ黄身の甘みが強いのでスープに対してアクセントに。
まとめ
低重心な豚骨とインパクトのある煮干しが融合したド濃厚なラーメンでした!
ヒビ機は濃ければ濃いほど美味いと感じる単純な舌の煮干し中毒者ですが、この一杯はかなり気に入りました。
食べ手を選びそうな濃度ですが、豚骨フリークもしくはニボラーの方は是非。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜18時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、ティッシュ、つまようじ、紙エプロン
卓上調味料:醤油、酢、ラー油、一味、胡椒
タイプ:ニボニボ系
エリア:立川市 / 八王子市周辺
推し麺度:☆8