こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、完全独学の新店ながら、ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞 2019-2020」の新人賞しょう油部門で4位、しお部門で9位に輝いた実力のあるお店。
調べてみるとそのお店のラーメンは、スープの上に花が浮かんでいたり、一杯ずつしか作らないという面白そうなこだわりポイントも満載とのこと。
そうと決まればミーハーの塊なヒビ機、さっそく実力派の一杯を食べに行ってきました。
こだわり満載な実力派ラーメンを食べに『うお青』へ
多摩都市モノレール 万願寺駅から徒歩3分くらいのところにある『中華そば うお青(うおせい)』。
2018年11月オープン。
冒頭でも書きましたが、完全独学の新店ながら「TRYラーメン大賞 2019-2020」の新人賞しょう油部門4位、しお部門9位に輝いた、実力のあるラーメン店です。
メニューはこんな感じ。
基本のメニューとなる「上中華(醤油)」「上中華(塩)」の他、公式InstagramのDMで予約しないと食べられない「○秘」、限定メニューやご飯ものなど、多種多様なメニューが揃っています。
今回は、食用花が散らされる貝ダシラーメンの「上中華(塩)」をポチり。
噂通り一杯ずつしか作らない“一杯入魂”な調理姿を見ながら到着を待ちます。
上品な貝ダシの香りと共に「上中華(塩)」が到着!
待つこと数十分。上品な貝ダシの香りと共に「上中華(塩)」(990円)が到着。
黄金色に透き通ったスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、ムール貝、味玉、三つ葉、大葉、ネギ、菊の花がトッピングされています。
どうやら店主はホテルのフレンチシェフの経験もあるらしく、その色彩センスはラーメンにも顕著に現れていますね。
スープは貝、魚介、動物系のダシがじわじわ染みる上品な味わい!
まずはスープから一口。
おぉ……ダシが染みる……‼︎
スープを口に含んだ瞬間、まずふわっと広がるのはアサリが主体の上品な貝の香り。
そしてその香りが引くと、今度は鶏、貝、魚介、乾物系などの旨みがじわじわと顔を出してきました。
カエシの塩味も角がなく、繊細で品のある味わいですね。
大葉や三つ葉の和風なアクセントもいい仕事をしています。
麺は菅野製麺製の細ストレート。
少しザラッとした麺肌で、ポツポツと噛み切れる低加水麺らしい食感。噛んだ時の小麦の風味も豊かです。
肉の旨味が凝縮された2種類のチャーシューも美味い!
チャーシューは低温調理のレアタイプ。
しっとりジューシーな肉質なのはこの手のタイプの定石ですが、このチャーシューは肉の旨味が強く感じられました。
こちらは鴨のモモ肉。
しっかりした肉質で、噛めば噛むほど肉の旨味が溢れ出す逸品です。
ムール貝はプリッとした身質で、貝ダシが凝縮されたスープとの相性は抜群。
ラーメンでは中々見ないトッピングですが、見た目も味もいい仕事をしていますね。
まとめ
貝をはじめとする上品なダシを味わう、繊細な塩ラーメンでした!
お世辞にも回転率がいいお店とは言えませんが、その分店主のこだわりが詰まっている一杯だなと感じました。
次は店名の元にもなった鯖を使った醤油を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:20分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時過ぎで待ち時間30分ほど
備品:なし
卓上調味料:なし
タイプ:塩
エリア:立川市 / 八王子市周辺
推し麺度:☆8