鴨・葱・水だけでこの旨さ!御徒町『鴨to葱』は繊細な和に触れられるラーメン屋だ!

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、鴨と葱と水だけでスープをとったラーメンで人気を博す御徒町の名店『らーめん 鴨to葱』。

こちらは以前にも行ったことのあるお店で、オープン当初(2017年で鴨ブームが来ていたあたり)は「鴨の出汁すっげぇ! こりゃすごい新店ができたな!」なんて言っていましたが、それはもう昔の話。

今ではすっかりエリアを牽引する人気店に成長した同店に、久しぶりに行ってきました。

ヒビ機
インターネットの世界で懐古厨って呼ばれるタイプの人だ

鴨と葱と水のシンプルなラーメンを食べに『鴨to葱』へ

外観

御徒町駅から徒歩2分くらいのところにある『らーめん 鴨to葱(かもとねぎ)』。

2017年6月オープン。
冒頭でも言いましたが、鴨と葱と水だけでスープをとったシンプルな構成のラーメンが人気のお店です。

オープン当時は並びなしで入れた同店も、今では見ての通り行列店へと成長していますね。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「鴨らーめん」と「鴨汁つけそば」の2本で、その他セットメニューやごはんもの、ドリンクやテイクアウトといったラインナップです。

今回は、左上の法則(おすすめは左上に配置されていることが多い)に従って「鴨らーめん to 小親子丼」をポチり。

鴨と醤油の甘い香りと共に「鴨らーめん」が到着!

鴨らーめん

待つこと数分。鴨と醤油の和風な甘い香りと共に「鴨らーめん」(単品820円)が到着。

澄んだ琥珀色のスープに細麺がキチッと揃えられ、鴨コンフィ、2種類のネギ、穂先メンマがトッピングされています。

ちなみにネギは3種類(ネギは日替わりで、この日は丸太ネギ・九条ネギ・玉ねぎ)の中から2種類選べます。

スープは鴨の旨味とカエシの甘みがじんわり広がる繊細な味わい。

スープ

まずはスープから一口。

ほぉ……! めっちゃ繊細だ……!

スープが舌に触れると、鴨の力強い旨味と割り下ライクな醤油カエシの甘みがじわじわと染み渡りました。
オープン当時は「僕! 鴨でーす! 通りまーす!」くらい鴨のインパクトが強かった記憶がありますが、方向転換しているのだとしたら良い舵切りですね。

麺

麺は全粒粉入りの平たい細ストレート。
ちゅるちゅると勢いよく啜れる長さとしなやかさがあるため、啜った時のスープの香りの広がりがいいですね。

ヒビ機
こういう良い意味でコシの弱い麺って鶏清湯系であんまり見なくなったから逆に新鮮だな

レバーくらい旨味が濃密な鴨コンフィも必食の逸品だ!

鴨コンフィ

鴨コンフィは見ての通りの低温調理タイプ。
正しい表現かは微妙かもしれませんが、レバーやフォアグラを彷彿とさせるねっとりとした旨味のある逸品です。

ヒビ機
好みは分かれそうだけど個人的には好きだな
ネギ

手前の丸太ネギは“すき焼きの最後の方まで居るネギ”味。
奥の九条ネギはシャクシャクとした食感と清涼感がいいアクセントになっています。

「小親子丼」は飲めるくらい超トロットロで美味い!

小親子丼

最後は「小親子丼」(単品380円)で〆。

テイクアウト用の親子丼のメニュー名が「飲める親子丼」なだけあって、ダシの量はかなりたっぷり。
鴨コンフィと比べると鴨っぽさは控えめですが、お腹に余裕があればこの“卵と割り下のお茶漬け”くらいトロットロで飲める一杯はアリだと思います。

まとめ

鴨の力強さと醤油の甘みが染みる、繊細な和を感じる醤油ラーメンでした!

今や東京スタンダードになったキレッキレな鶏清湯もいいですが、こういう丸みのあるしみじみ美味い鶏清湯もいいですね。
次来た時は未食の「鴨汁つけそば」を食べてみようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、荷物置き
卓上調味料:醤油、合わせ胡麻、自家製香り一味、ゆずごしょう

タイプ:醤油
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8

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