チープなジャンクさが胸を打つ。新宿『リンダ軒』は昭和の香り漂う背脂醤油ラーメン

アイキャッチ

こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで展開する【はやし田系】(INGS系)の新業態となるラーメン店。
【はやし田系】と言えば鶏と水だけでスープをとる“鶏と水系”と呼ばれる鶏醤油ラーメンが人気ですが、新業態はどうやら“ノスラー”(昔ながらのノスタルジックなラーメン)を提供しているとのこと。

通常だったら「あぁ、またあの系統の新店ね」となりますが、全く違う系統のラーメンとなったら話は別。
ということで早速、INGS系の新たな挑戦となる一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
最先端な『はやし田』と真逆とは楽しみだな

INGS系の“ノスラー”を食べに『リンダ軒』へ

外観

西武新宿駅から徒歩3分、新宿駅から徒歩6分くらいのところにある『ラーメン リンダ軒』。

2020年8月7日オープン。
冒頭でも少し触れましたが、『はやし田』や『鳳仙花』を運営する株式会社INGSの新業態となるラーメン店で、背脂がたっぷり浮かぶノスタルジックなラーメンが人気です。

券売機

メニューはこんな感じ。
麺は「ラーメン(こってり・あっさり)」「つけ麺(こってり・あっさり)」「油そば」の5本で、その他セットメニューや一品料理、ご飯ものやドリンクと言ったラインナップです。

今回は、看板の「ラーメン」をポチり。
こってりorあっさりは食券を渡す際に訊かれるので、こってりでお願いしました。

動物醤油のいい香りと共に「ラーメン」が到着!

ラーメン

待つこと数分。動物系のダシと醤油のいい香りと共に「ラーメン(こってり)」(700円)が到着。

背脂が埋め尽くすスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、もやし、ネギがトッピングされています。

『ホープ軒』を思わせる背脂スープもですが、素朴な丼に素朴なトッピングなのも“ノスい”ですね。

スープは動物醤油の旨味に背脂の甘みが乗るノスタルジックな味わい!

スープ

まずはスープから一口。

んん〜! ノスいねぇ〜!

スープを口に含むと、豚や鶏などの動物系ダシと醤油の旨味、そして背脂の甘みがふわっと広がりました。
化学調味料っぽいチープなジャンクさもこのスープには良く合っていますね。

ヒビ機
卓上の業務用ニンニクのチープさもいいな

今っぽいハードな食感の麺は背脂をガッシリ絡めて美味い!

麺

麺は「カネジン食品」製の細ストレート。
プツンプツンと切れるハードな食感が楽しく、噛んだ時に広がる小麦の風味も強め。

スープに対して麺は今っぽいですが、背脂やスープの絡みも良く合っていますね。

チャーシュー

チャーシューは小ぶりな煮豚タイプ。
よく言えば昔っぽさに拍車をかける脇役タイプ、悪く言えば可もなく不可もなくですかね。

まとめ

動物系の旨味に背脂が寄り添う、ノスタルジックな醤油ラーメンでした!

さすがINGS系、新店で新業態でも味もコンセプトもバチッと決まってましたね。
ピロッとしたビジュアルな麺の「つけ麺」も気になるので、次来た時に食べてみようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

YouTubeはこちら

【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!

●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:1分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時過ぎで待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン
卓上調味料:ニンニク、胡椒、七味

タイプ:醤油
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆8

関連ランキング:ラーメン | 西武新宿駅新宿西口駅大久保駅

アイキャッチ