間借りから路面店に進化した神田『三馬路』がやっぱりミシュラン級の美味さだった。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2021年12月に神田に誕生したラーメン店『三馬路』。
こちらは以前「東京キッチンストリート」の博多料理店『博多うま馬』で間借り営業していたお店の路面進出店で、個人的な話をすると「ミシュラン級の美味さだ!」と年末のランキングにも入れたほどのお気に入り。

そんなお店が路面進出したとなったら、しかも若干構成が変わっている(?)となったら行かないわけにはいかないと言うことで、久しぶりにミシュラン級の一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
間借り→路面と着々と力をつけてる感がいいな

路面進出した鶏魚介塩そばを食べに『三馬路』へ

外観

神田駅から徒歩約4分の『三馬路 東京店(さんまろ とうきょうてん)』。

2021年12月9日オープン。
昭和16年に博多に初めて誕生したとされるラーメン店『三馬路』の復刻となるラーメン店で、丸鶏ベースに浅利や魚介などを加えた塩ラーメンが人気です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「塩そば」と「醤油そば」の2本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。

今回は、看板の「特製塩そば」をポチり。

鶏と魚介の良い香りと共に「特製塩そば」が到着!

特製塩そば

待つこと数分。鶏と魚介の良い香りと共に「特製塩そば」(1,200円)が到着。

貝由来と思われる濁りのある黄金スープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、海老ワンタン、煮玉子、青菜、ネギ、柚子、デュクセル(茸のペースト)などがトッピングされています。

塩そば

こちらは以前食べた「塩そば」ですが、メンマの代わりに青菜が乗るようになりましたね(特製分のトッピングは無視)。

スープは鶏と魚介の旨味が一体となった奥深い味わい!

スープ

まずはスープから一口。

おぉ……めちゃくちゃ分厚い……!

スープを口に含んだ瞬間、まずは鶏油の甘い香りと魚介節の香りがふわっと広がりました。
そして香りが引くと、今度は鶏のふっくらとした旨味と貝や魚介の力強い旨味、そしてまろやかな塩ダレの塩味が。

この手のWスープは動物系と魚介系の旨味の境界線がハッキリしているものが多いですが、ここは一緒に炊いている(別々に炊いて合わせるやり方ではない)からか、他と比べて一体感が強いですね。

デュクセル

香りの強いポルチーニと旨味の強い椎茸を使ったデュクセルは、スープの香りと旨味を増幅させる起爆剤に。

柚子は爽やかな香りと酸味が良いアクセントになっています。

麺

麺は「菅野製麺所」製の角のある細ストレート。
一般的な麺より長くしなやかなので啜り心地が良く、その分スープの持ち上げや香りの広げが良いですね。

ヒビ機
風味は繊細でスープに合っているな

旨味が濃いチャーシューや海老ワンタンなどのトピも美味い!

チャーシュー

チャーシューは低温調理と思われる芳寿(ほうじゅ)豚と、味変の受け皿にもなっていた鶏むねの2種類。

芳寿豚は色こそピンク味が強いものの、嫌なレア味はなく、素材の旨味がかなり濃い肉肉しい逸品。
鶏むねはしっとりジューシーで、味変の受け皿になっているからか、ハーブや柚子などの香りも楽しめる逸品です。

ヒビ機
ここの豚ってこんな美味かったっけ? ってなるくらい豚チャーが美味かった(進化してた)な
海老ワンタン

海老ワンタンは滑らかな白身餡の中にプリッとした海老の食感が映える間違いない美味しさ。
テュルテュル&もちもちな皮の食感もいいですね。

煮玉子

煮玉子は中が液状の超半熟タイプ。
黄身が弾けるトロトロ具合なので一口目は注意が必要ですが、コクと甘みが強い安定した美味しさです。

まとめ

鶏のふくよかな旨味と魚介の力強い旨味が一体となった、奥深い味わいの一杯でした!

間借り時代からレベルの高いお店ですが、路面進出してさらにレベルアップしましたね。
次は未食の「醤油そば」を食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:柚子胡椒、塩かえし、醤油かえし、胡椒

タイプ:
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8.5

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