こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2022年3月に都立大学駅近くに誕生したラーメン店『釜玉中華そば ナポレオン軒』。
こちらは都内を中心に展開する『つけめん TETSU』の創業者である小宮一哲さんが手がける、“釜玉中華そば”がコンセプトのお店。
そんな凄腕店主の新業態で、しかもラーメンではあまり聞かない“釜玉”がコンセプトとなったら行かないわけにはいかないということで、食べに行ってきました。
“釜玉中華そば”を食べに『ナポレオン軒』へ
都立大学駅から徒歩約1分の『釜玉中華そば ナポレオン軒』。
2022年3月4日オープン。
『つけめん TETSU』『あの小宮』『伊蔵八中華そば』など数々の人気店を創業した小宮一哲さんが手がける、麺・生卵・醤油のシンプルな構成で食べる“釜玉中華そば”が人気のお店です。
ちなみに、釜玉に至った経緯は「美味い麺を作ったら1番美味しい食べ方は釜玉でした。」とのこと。
メニューはこんな感じ。
基本は「釜玉」「四川チキン冷麺(※夏季限定)」「エリザベス(※土日数量限定)」の3本で、その他トッピングや「おいなりさん」といったラインナップです。
今回は看板の「釜玉(並)」と、名前に惹かれた「玉袋」をポチり。
ごま油と胡椒の良い香りと共に「釜玉(並)」が到着!
待つこと数分。ごま油と胡椒の良い香りと共に「釜玉(並)」(590円)の「玉袋」(200円)トッピングが到着。
多めの醤油ダレに打ち立て麺が沈み、ネギ、玉袋、卵黄がトッピングされています。
「玉袋」はおいなりさんの中に味玉を入れたトッピングですね。
麺はモチモチ! タレがシンプルだから小麦感が際立って美味い!
麺は手揉みと思われる平たい太縮れ。
モチモチとした食感と縮れによるランダムな啜り心地が楽しく、タレの味付けがシンプルなので小麦の優しい甘みがしっかりと感じられます。
食べた感じは“打ち立て”ですが、店内に製麺室が無かったので調べてみると、祐天寺『伊蔵八中華そば』でつけ麺用に作っているものを使っているみたいですね(祐天寺駅と都立大学駅は車で15分ほどの距離)。
ちなみにタレはスープ寄りの量で、醤油と動物系の油と少しのダシを感じるあっさりテイスト。
着丼時に感じたごま油と胡椒の香りは麺を啜る時にも感じますが、着丼時のような強い香りではなく、麺の風味に寄り添う程度に落ち着いていますね。
おいなりさんと黄身の甘みがマッチした「玉袋」も美味い!
「玉袋」の“玉”は黄身がトロントロンな超半熟タイプ。
ほんのり感じる柑橘系の酸味がアクセントになった甘じょっぱい“袋”と、黄身のコクと甘みが強い“玉”のバランスが黄金比と言えるほどマッチした逸品です。
後半は豊富な卓上調味料を駆使して楽しむべし!
後半は卓上調味料で味変するのもオススメ。
ラインナップは、椎茸酢、激辛バカニラ、揚げネギ、味付けきくらげ、釜玉醤油、胡椒、胡麻、柚子七味、刻みにんにく、刻みしょうが、魚粉、チーズ(申告制)とかなり豊富です。
まとめ
“釜玉”というシンプルな構成だからこそ分かる「麺の美味さ」を味わう一杯でした!
見た目は地味かもしれませんが、個人的にはかなり気に入りましたね。
煮干しスープに浸かる「替え玉」や“1週間分のチャーシューの煮汁のみで作る”「エリザベス」も気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ちなし満席
備品:紙ナプキン、紙エプロン(20円)
卓上調味料:省略
タイプ:まぜそば / 油そば
エリア:東急沿線(中目黒 / 祐天寺 / 自由が丘)
推し麺度:☆8