こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、茨城・つくばエリアの人気店『煮干中華ソバ イチカワ』。
こちらは今では一般的になった“和え玉”発祥のお店であり、ニボラー(煮干しマニア)の間では聖地とも呼ばれているお店。
ニボラーとしては“いつかは行きたいお店”でしたが、近くに行く機会があったので、食べに行ってきました。
ニボラーの聖地『イチカワ』へ
つくば駅から徒歩約27分の「リッチモンド2番街」内にある『煮干中華ソバ イチカワ』。
2012年11月15日オープン。
今では一般的になった“和え玉”発祥であり、大量の煮干しを使ったラーメンが人気のお店です。
ちなみに、お店としての創業は2011年10月10日(茨城・龍ヶ崎にて)。
始まりは茨城・龍ヶ崎『麺 風天』の月〜水営業のセカンドブランドだったとか。
メニューはこんな感じ(店内はラーメン以外の撮影禁止なのでテキストにて)。
基本は「A」「B」の2本で、その他トッピングやドリンク、「和え玉」や和え玉用トッピングといったラインナップです。
今回は「B」の「出汁打込み式味玉」トッピングを注文しました。
ニボニボしい香りと共に「B」が到着!
待つこと数分。ニボニボしい香りと共に「B」(950円)の「出汁打込み式味玉」(150円)トッピングが到着。
“濁”の名に相応しい濁ったスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、チャーシュー、味玉、玉ねぎ、海苔がトッピングされています。
スープは煮干しの旨味と塩味が刺さる攻めの美味さ!
まずはスープから一口。
うっわ! すっげぇ煮干し!
スープを口に含んだ瞬間、煮干しの旨味・苦味・エグ味がグワッと押し寄せてきました。
そしてそれらをまとめる醤油は丸めですが、塩分は(煮干しの塩分とも合わさって)かなりギンギン。
都内の濃厚煮干しのような動物系の濃度を感じる“面の攻め”ではなく、エグ味と塩味まで利用した煮干しが鋭く刺さる“点の攻め”ですね。
麺は自家製の角あり細ストレート。
加水率低めかつ浅い茹でなので、ほぐすのが大変なほどのバキバキ食感。
小麦の粉の風味もしっかり出ていて、こちらも攻めの美味しさです。
チャーシューは網焼きと思われるロースタイプ。
口に入れた瞬間に香ばしさがふわっと広がり、噛むと肉の旨味が溢れ出す逸品です。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
“出汁打込み式”とあるので出汁を注射しているのでしょうか。
比較的白い白身を割ると中から甘じょっぱいタレが流れ出す、間違いない美味しさです。
甘コッテリな「和え玉」もマストの逸品!
麺を半分くらい食べたら「和え玉」(200円)も注文。
綺麗に揃えられた細麺が醤油ダレに浸かり、コロチャー、魚粉、玉ねぎがトッピングされています。
こちらは煮干しの鋭い味とは打って変わって、油の甘コッテリさが前に出た丸めな味わい。
つけ麺風にして食べても美味しいですが、個人的にはそのまま食べる(煮干しで辛くなった舌を癒す)のがオススメですね。
まとめ
煮干しの旨味・苦味・エグ味・塩味が突き刺さる、攻め攻めな一杯でした!
途中でも言いましたが、「好きな人だけ美味しく食べてくれれば良い」という職人気質(?)を感じるかっこいい味でしたね。
すぐに行ける距離ではないですが、またお参りしに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱過ぎず、ぬるくなく
提供時間:9分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時15分で待ち約15名。待ち時間40分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:自家製ラー油、酢