こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年5月に食堂から転身し、濃厚煮干しと燕三条系のハーフのようなニボニボ系ラーメンを提供しているお店。
食堂から転身するほどのラーメンへの熱意にもですが、なによりニボラーとしては“濃厚煮干しと燕三条系のハーフ”というのが気になるところ。
と言うことで早速、ありそうでなかった濃厚煮干しを食べに行ってきました。
食堂から転身した濃厚煮干しラーメン店『参食堂』へ
つくばEXP浅草駅から徒歩1分くらいのところにある『浅草 参食堂(あさくさ さんしょくどう)』。
“じゅうじゅう焼き”が看板の食堂が2020年5月1日にラーメン店へと転身。
冒頭でも触れましたが、濃厚煮干しと燕三条系のハーフのようなラーメンが看板のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「ラーメン」「つけめん」の2本で、その他サイドメニューやトッピング、ドリンクといったラインナップです。
今回は、スタンダードな「ラーメン」と日によって変わる「気まぐれ」を注文。
ちなみにこの日の「気まぐれ」は「まかないカレー」でした。
セメント色のスープが食欲そそる『ラーメン』が到着!
待つこと数分。ニボニボしいいい香りと共に「ラーメン」(800円)が到着。
背脂が浮かぶ煮干し全開なセメント色のスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、玉ねぎ、ネギがトッピングされています。
『鈴蘭』や『児ノ木』のような“シブい”ビジュアルのスープが食欲を刺激してきますね。
スープは煮干しの旨味と背脂の甘みが押し寄せる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
おぉ! 煮干しフルスロットルで美味い!
スープを口に含んだ瞬間まず押し寄せてきたのは、ビターで荒々しい煮干しの旨味。
ただ、煮干し一辺倒ではなく背脂の甘みも効いているので、見た目よりはサラッとした飲み口ですね。
麺は角のある中細ウェーブ。
適度に芯を残したポツポツッとした食感が心地よく、噛んだ時の小麦の風味もいい麺です。
チャーシューはバラタイプがデフォルトで3枚のる大盤振る舞い。
その上、一枚一枚が分厚いため肉の旨味が強く、噛むと甘じょっぱいタレや脂の甘みも溢れ出てくる逸品です。
「まかないカレー」は0円で食べていい味じゃないぞ……!
最後は「気まぐれ」の「まかないカレー」(0円)で〆。
……言いたいことは分かります。でも0円なんです。
カレー自体はトマト×カレー粉な素朴な味ですが、豚バラやらウインナーやらがゴロゴロ入った上に卵黄まで落とされているんですよ。お金払わせてください。
まとめ
ビターで荒々しい旨味と背脂の甘みのハーモニーがたまらない、コスパも味も最強な濃厚煮干しラーメンでした!
隠れた名店とはこういうお店を指す言葉なんでしょうね。
まだ隠れている内に「つけめん」も食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、おしぼり、紙エプロン、ヘアゴム
卓上調味料:ニンニク、胡椒、醤油
タイプ:ニボニボ系
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8
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