こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、野菜がメインのラーメン“ベジソバ”で一躍有名になった人気店『ソラノイロ』の新ブランドとなるラーメン店。
『ソラノイロ』系列店と言えば、スパイス豚骨やキノコをメインに据えた『ソラノイロ トンコツ&キノコ』(現在閉店)や、清湯豚骨や定食メニューのあった町中華的な雰囲気の『ソラノイロ食堂』(現在は『ソラノイロ 池袋店』に店名変更)など個性派揃いですが、今回のお店は“淡口豚骨”がテーマとのこと。
ではその“淡口豚骨”なる未知の豚骨は一体どんな味なのか。気になったので食べに行ってきました。
新テーマ“淡口豚骨”を食べに『空ノ色』へ
栄町駅から徒歩2分、王子駅から徒歩3分くらいのところにある『空ノ色』。
2021年3月17日オープン。
冒頭でも触れましたが、ベジソバで一躍有名になった人気店『ソラノイロ』の新ブランドとなる、“淡口豚骨”がテーマのラーメン店です。
オープン間もないこともあって、店頭には数々の名店からの祝花が飾られています。
メニューはこんな感じ。
基本は「淡口豚骨ラーメン」と「濃厚豚骨ラーメン」の2本で、その他トッピング違いや替玉系メニュー、ご飯ものやドリンクと言ったラインナップです(取材時はソフトオープンだったので濃厚豚骨は未販売)。
今回は、一番オーソドックスな「淡口豚骨ラーメン」をポチり。
食券を渡す際に“硬め・普通・柔らかめ”を(自己申告で)選べるそうですが、特に何も言わずにお願いしました。
ちなみにメニュー下段の『かえでパン』は、本店にも併設されているコッペパン屋とのこと。
豚ダシの良い香りと共に「淡口豚骨ラーメン」が到着!
待つこと数分。豚ダシの良い香りと共に「淡口豚骨ラーメン」(780円)が到着。
濁りつつも透明感のある乳白色スープの下には細麺が隠れ、チャーシュー、ネギ、ゆで卵、海苔、ゴマがトッピングされています。
見た目こそ豚骨ですが、一般的な豚骨ラーメンの獣っぽい香り(ムワッとくるあの感じ)がほぼしないのが面白いですね。
スープはクリーミーな豚骨ダシが広がるあっさりテイスト!
まずはスープから一口。
おぉ……不思議な感覚だ……!
スープを口に含むと確かに豚骨スープっぽいクリーミーさを感じますが、濃厚さやワイルドさはほぼなく、本当に豚骨のダシの旨味と優しい甘み、もっと言ってしまうと塩ラーメンを食べているようなあっさりとした旨味が広がりました。
前例がないので中々言葉にしにくいですが、一般的な豚骨ラーメンの綺麗なところだけを抽出した感じですかね。
スープと同じく優しい麺は、むしろ“柔らかめ”が合いそう。
麺は角のある細ストレート。
つるつる・むにむにとした麺肌と食感で、噛んだ時に広がる小麦の香りもふんわりとしています。
豚骨の細麺と言えば問答無用で“硬め”にしたくなりますが、ここの麺はむしろ“柔らかめ”の方が合いそうですね。
チャーシューは噛めば噛むほどに旨味が溢れ出してくる肉質しっかりタイプ(吊るし焼きタイプに近い美味しさです)。
丼の中で一番(味に)輪郭があるのがチャーシューなので、ちびちびとアクセントとして食べるのがいいですね。
まとめ
豚骨なのにあっさりというギャップが新鮮な一杯でした!
ただ、“淡口”であっさりと言えど、食べ終わって帰る頃の口の中は「豚骨ラーメン食べたな」って感じなんですよね。
となると「濃厚豚骨ラーメン」の仕上がりも気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間5分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、ゴマ、紅生姜、ラーメンタレ
タイプ:豚骨
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8