こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前“上級者向けの煮干し”として紹介した濃厚煮干しラーメンの人気店『中華そば いづる』。
ですが、当時紹介した「濃密な煮干しそば」は煮干しの量が1.5倍の「濃厚そば」にリニューアルされたとのこと。
そうと聞いたら濃厚煮干しマニアとしては行かないわけにはいかないということで、少し出遅れつつも食べに行ってきました。
リニューアルした濃厚煮干しを食べに『いづる』へ
大門駅から徒歩2分、浜松町駅から徒歩5分くらいのところにある『中華そば いづる』。
2017年1月7日オープン。
恵比寿の名店『おおぜき中華そば店』出身の店主が営む、煮干しをふんだんに使ったラーメンが人気のお店です。
余談ですが、最近だと2号店の二郎系『えどもんど』もラーメン好きの間で注目されていますね。
メニューはこんな感じ。
基本は「煮干しそば」と「濃厚そば」の2本で、その他トッピングや2杯目用メニュー、ドリンクやお土産といったラインナップです。
今回は、リニューアルした「味玉濃厚そば」と「和え玉」をポチり。
強烈な煮干しの香りと共に「味玉濃厚そば」が到着!
待つこと数分。強烈な煮干しの香りと共に「味玉濃厚そば」(1,000円)が到着。
セメント色のスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、岩のり、玉ねぎ、なるとなどがトッピングされています。
こちらは以前の「濃密な煮干しそば」。
丼のフチを見ると分かりやすいと思いますが、スープの粘度は以前より抑えられていますね。
トッピング面では大葉が岩のりに変更されています。
スープは煮干しの旨味・苦味・塩味が殴りかかる超濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
相変わらずニボニボしいなァ!!!!
スープを口に含んだ瞬間、煮干しの旨味・苦味・塩味が予備動作なしで殴りかかってきました。
とは言え土台には動物系のねっとりとした甘みがあるので、味にまとまりはありますね。ここら辺のバランス感覚はさすがです。
麺は「村上朝日製麺」製の角あり中細ストレート。
ボキボキとしたハードな食感が楽しく、スープの持ち上げも良好。
他の濃厚煮干しと比べてやや太めに感じましたが、スープの存在感を考えたらこれくらい攻めた麺がちょうどいいですね。
レアチャーや味玉は甘みで舌を癒してくれる名脇役!
チャーシューは豚と鶏の2種類で、どちらも低温調理のレアタイプ。
しっとりとした肉質で、噛むと肉の甘みがじゅわっと溢れ出します。
分厚めなカットで食べ応えがあるのも嬉しいポイントですね。
味玉は黄身の中心まで熱の入った固茹でタイプ。
外側が真っ茶色なのでしょっぱそうに見えますが、見た目に反してなのかスープと比べてなのか、タレの塩味はほどほど。
それよりも黄身の甘みやコクが強いので、塩辛くなった舌を癒してくれます。
お腹に余裕があればサラッとニボしい「和え玉」で〆るべし!
麺を食べ終えるタイミングで「和え玉」(200円)を注文。
細麺と中太麺から選べたので、今回は細麺(濃厚そばと同じ太さ)でお願いしました。
よく和えてから啜ると、煮干し油や煮干し粉のザラつきなど、濃厚そばとは違った煮干しの旨味が。
塩味や苦味を抑えたサラッとニボニボしさなので、個人的には替え玉のようにスープに入れず、このまま〆るのがオススメですね。
まとめ
煮干しの全てが有無を言わさず殴りかかる、相変わらず超ニボニボしい一杯でした!
煮干しの量こそ1.5倍になりましたが、その分動物系を減らした(舌に絡みつくような粘度を減らした)からか、今回の方が食べやすかった気がします。
これなら煮干し中級者にもオススメできますね(?)。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間5分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:一味、昆布酢、胡椒
タイプ:ニボニボ系
エリア:品川 / 大崎 / 浜松町 / 田町
推し麺度:☆8