こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年8月に新宿にオープンしたばかりのラーメン・つけ麺店。
そしてそのお店は、新宿に本店を置く人気店『はやし田』の系列で、つけ麺は“一杯で二種類の麺が楽しめる”とのこと。
『はやし田』好きとしては系列店の時点で惹かれていますが、“一杯で二種類の麺”なんて『神田 勝本』みたいなことをされたらさらに惹かれてしまうもの。
ということで早速、一杯で二種類の麺が楽しめるつけ麺を食べに行ってきました。
二種類の麺が楽しめるつけ麺を食べに『麦ゑ紋』へ
西武新宿駅から徒歩3分、新宿駅から徒歩6分くらいのところにある『麺や 麦ゑ紋(むぎえもん)』。
2021年8月31日オープン。
『はやし田』や『鳳仙花』を運営する【株式会社INGS】の系列となる、手揉み麺を使ったラーメンや二種類の麺が楽しめるつけ麺が人気のお店です。
余談ですが、場所は同じく『はやし田』系列の『リンダ軒』があったところですね。
メニューはこんな感じ。
基本は「手揉みらーめん」と「合盛りつけめん」の2本で、その他トッピング違いや単品、ご飯ものと言ったラインナップです。
今回は、お目当ての「合盛りつけめん」をポチり。
麺の予習をしながら到着を待ちます。
二種類の麺が盛られた「合盛りつけめん」が到着!
待つこと数分。魚介醤油のいい香りと共に「合盛りつけめん」(900円)が到着。
麺は左が“つる平麺”、右が“小麦ブラン麺”。
小麦ブラン麺は全粒粉とふすま(表皮)が練り込まれているため、蕎麦みたいな色ですね。
琥珀色のスープには、チャーシュー、海苔、メンマ、ネギ、小松菜などがトッピングされています。
せっかくなので、まずは何もつけずに麺だけでいただきます。
小麦ブラン麺は香りに、つる平麺は啜り心地に個性があって美味い!
まずは“小麦ブラン麺”を一口。
これだけで美味いぞ……!
先ほども言いましたが、こちらは全粒粉とふすまが練り込まれているだけあって、啜った瞬間に小麦の芳ばしさ、もっと言えば殻の苦味がふわっと広がりますね。
続いて“つる平麺”を一口。
こっちも個性的で美味いぞ……!
つる平麺は小麦ブラン麺より喉越し(滑り)がよく、小麦の甘みが強く感じられます。
モチモチとした食感なのも差別点ですね。
スープは魚介と醤油の旨味を豚の甘味が包むコク深い味わい!
麺をつける前にスープだけでも一口。
スープを口に含んだ瞬間にまず広がったのは、魚介節の乾いた旨味と醤油の香り。
それからやや遅れがあって豚の旨味と甘味、特に香味油の甘味が全体を包むように主張してきますね。
麺をつけて食べてみると……。
小麦ブラン麺(左)は元々の風味が強いので、スープ“が”脇役に回る印象に。
こちらは蕎麦のように半分くらいつけて、麺の風味をメインに食べるのがいいですね。
つる平麺(右)は啜り心地が良い、つまり香りをよく広げてくれるので、スープ“の”脇役に回る印象に。
こちらはスープにしっかりつけて熱を入れ、もっちりとした食感をさらに引き出して食べるのがいいですね。
チャーシューは黒々とした見た目とは裏腹に、豚の旨味と甘みが引き出された逸品。
歯で押すと抵抗なく崩れる柔らかい肉質で、脂の甘味が上品です。
最後はスープ割りでサラッと〆るべし!
最後はスープ割りで〆。
食べ終えるタイミングで店員さんにお願いすると割ってくれます。
割りスープは昆布ダシか魚介ダシあたりでしょうか。
塩分と味の強さが抑えられ、サラッとした飲み口になります。
まとめ
麺が主役になる小麦ブラン麺、スープが主役になるつる平麺、その二種類の個性が楽しいつけ麺でした!
仮に麺が一種類だとしても満足感の高い一杯だと思うので、実質二倍の満足感が得られますね(?)。
麺の実力が知れたので、次は手揉み麺のラーメンを食べようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:つけ麺の適温
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、紙エプロン、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒
タイプ:つけ麺
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆8.5
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