鹿肉を使ったラーメンって食べたことありますか?
恥ずかしながらヒビ機はありません。
そもそも鹿肉と聞いて想像するのはジビエ特有のクセまみれなラーメン。
ただね、そんな変わり種の存在を知って“ラーメンタル”にならない訳ないじゃないですか。
鹿肉を使った“ジビエラーメン”が食べられる実力店『自家製麺 啜乱会』
新小岩駅から徒歩4分くらいのところにある『自家製麺 啜乱会(すすらんかい)』。
「TRYラーメン大賞2017-2018」の新人賞しょう油部門で9位、汁なし部門で3位を受賞した実力店。
汁なし担々麺も人気なので気になりますが、もっと気になる鹿肉を使った醤油ラーメン狙いです。
店内はカウンター席とテーブル席があり、コンクリ打ちっぱなしでオシャレな雰囲気。
卓上の味チェン要員はこんな感じ。
パッと見では分かりにくいですが、胡椒・ごま・にんにく昆布酢・一味・醤油・ラー油のようです。
鹿肉スープに砂肝トッピングと個性全開な「ザ・正油らーめん」
今回いただいたのは「ザ・正油らーめん」(770円)
深い醤油色をしたスープに中太麺が泳ぎ、チャーシュー・砂肝・カイワレ・メンマ・ねぎ・キャベツ・天かす(?)がトッピングされています。
鹿肉を使ったスープと言うのも面白いですが、トッピングも個性的で面白いですよね。
鶏とも豚とも言えない鹿特有の甘み奥に感じる新感覚なスープ
まずはスープを一口。
豚や鶏もスープに使われているようですが、そのどちらとも言えない鹿特有と思われる独特の甘みが奥の方に若干あります。
調べてみたら、仮眠熟成製法(ナップエイジング)なる“野生本来の旨味と柔らかさ”を引き出す製法で熟成された本州鹿の、肩・スネ・モモ・アバラを使っているそう。
よく分からないですね。
醤油ダレは若干甘めで塩味も抑えめ。
天かす(?)の香ばしさも相まってかなり複雑で新感覚な味わいです。
麺は自家製の中太ストレート麺。
ムニッとした少し弾力のある食感で、麺肌はツルッと啜り心地が良いです。
噛んだ時の小麦の香りも豊かでスープにも合っています。
『啜乱会』は“人目が気にならなくなるくらい、啜り乱れながら食べる「啜り系」”を称していますが、これは確かに啜り乱れられますね。
ピリ辛でインパクトの強い砂肝も不思議と鹿肉スープに合う!
他では中々見られないトッピング、砂肝もいただきましょう。
ザクザクとした食感のアクセントが良く、存在感のあるトッピングながら馴染んでいます。
ラー油(?)と醤油のようなピリッとした甘辛い味付けも良い感じです。
こちらは低温調理のチャーシュー。
厚切りで食べ応えがあり、肉の旨味がじわっと溢れます。
まとめ
鹿特有の独特な甘みがほんのり香る不思議な味わいのジビエラーメンでした!
おそらく初めて鹿肉を使ったラーメンを食べましたが、想像していたクセはほとんどなく、ジビエラーメン店もこれから増えそう(?)だと思いました。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分
お冷:水・烏龍茶・ジャスミン茶がセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で2割くらい
備品:ティッシュ・つまようじ・ハンガー
タイプ:醤油
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆8